|
2011/06/12(日)
尾瀬散策
|
|
|
尾瀬は群馬、栃木、新潟、福島の四県にまたがる広大な湿原。その内の半分ほどを東電が所有しているとのこと。 毎年2億円を投入して尾瀬の湿原の保護に充てていたとのこと、東電の貢献は大きかったと思うが今後は原発の損害賠償問題なども 生じているからどこまでやれるかなと思うし、今は無料だけどこれからは入山料も検討するかもしれないけど 尾瀬の保護の為ならそれもいいことだと思う。 木道にはどれにも東電のマークが刻まれている。その上尾瀬の山奥にまで電気を運んで下さって環境保護にも 力を入れてくれていて最近は憎まれ役の東電さんだけどありがとうという気持ちになった。
朝目覚めると快晴 もう寝てはいられないと朝もやの中を散歩したいと出かける。 男性的な燧が岳に朝日が昇り尾瀬らしい風景が広がる。 朝露に濡れた三寸あやめの群落の小さな葉先が緑の草の中で灰色の縞模様になっていて不思議な光景 この大自然の中へ身を置いて心ゆくまでこの風景を満喫する幸せ気分に浸るひと時だった。
おいしい朝食を済ませ 6:30出発 雪の残る至仏山を背にしてすがすがしい空気と緑の中 木道を 牛首分岐まで2.2k〜竜宮十字路まで2.2k〜ヨッピ橋を過ぎて東電小屋まで2.5k 小屋で売っていたリンゴのカスタードクリームのオヤキを買って、ここでも副会長が沸かしてくれたみそ汁、コーヒーと共におやつタイムで大休止。 とっても美味しかった。
ここから山ノ鼻まで5.5k 今度は男性的な燧ヶ岳を背に多くの花を見ながら山ノ鼻へ戻る。 チングルマやタテヤマリンドウがたくさんあった。それにヒメシャクナゲがかわいいピンクの花を咲かせていた。
何キロもの重い荷物を高く積み上げて歩く尾瀬の名物の歩荷さんに3人ほどすれ違ったけれどご苦労様と思わず声をかけてしまった。 山ノ鼻小屋へ 10:30
山小屋でソフトクリームを食べて少し休んでから鳩待峠まで3.1kの道へ出発。 行きは下り専門だったけれど帰りは登りオンリー。 これから山ノ鼻へと登っていく多くの登山者とすれ違いながら花を見ながらゆっくり歩く。花がたくさんあって嬉しい。 つぼみがたくさんついていたものはあったがたった一つだけ咲いていたシラネアオイは崖のところだったので横向きしか撮れなかった。 下の方には7.8つ咲いているのは見えるけどとても行けない崖の下の方で残念だった。
鳩待峠へ11:55到着。 待っていたバスに乗り込み小屋で教えてもらった日帰り温泉の「花咲の湯」に寄って 温泉と遅い昼食をとってゆっくりと休む。 帰りのバスの中は午睡タイムだった。今日は合計 17.3k 27988歩
今回最初の計画では至仏山の登頂を予定していたが6月一杯は入山禁止ということで尾瀬散策になってしまったけれど たまにはこんなゆったりと花観察をして時間を過ごすのもいいなってとても楽しいうれしい尾瀬だった。 雨を覚悟していたのにこんなにいいお天気の中カッコウの鳴く声を聞きながら清々しい空気の澄んだ 広大な尾瀬ヶ原を過去に登った至仏山や燧ケ岳を眺めながらの散策は何て素敵な素晴らしい時間だったろう。 今思い出しながら書いていても気分が高揚してくる思いだ。
早朝の散歩の時の燧ケ岳
youtubeに動画をアップ(あまりいい出来ではないけれど・・・(T_T) http://www.youtube.com/watch?v=K76XVoRpxeI&feature=mfu_in_order&list=UL
|
|
|
|