日常の何気ない出来事を〜つれづれに〜
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2011年5月
前の月 次の月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新の絵日記ダイジェスト
2012/09/01 ダイアリーは更新していません
2012/06/24 甘利山三山に登る
2012/06/23 鎌倉2日目
2012/06/22 鎌倉へ一泊旅行
2012/06/11 竜爪山へ

直接移動: 20129 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200810 8 7 6 5 4 3 2 月  200712 6 5 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 6 4 3 2 1 月  200312 11 10 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200112 10 6 5 月 

2011/05/29(日) 西大台へ
台風の影響で風はひどくがたがたと音がして、夜は明日のことが心配で気になって眠れなかった。
大台ケ原ではこのくらいの雨は普通の事だと言ってはいたがやはり台風が接近しているということで様子を見ながら今日の予定を考えてくれているという。
朝食を6:50 雨の支度をばっちり済ませ7:30ビジターセンターでレクチャーを受ける。

吉野熊野国立公園大台ヶ原は、トウヒ林やブナ林など、紀伊半島では少なくなった貴重な森林生態系が残る地域。
トウヒ群落を主とする「東大台」に対し「西大台」はウラジロモミやブナ群落が主となっており、静寂で原生的な雰囲気を体験できる地域。
しかし現在、大台ヶ原は様々な要因により森林などの衰退が進んでおり、西大台地区においてもその兆候がみられることに加え
今後の利用者の増加による様々な影響が懸念されています。
そこで、西大台の美しい自然環境を守り、将来にわたり静寂で、豊かな自然を多くの方々に楽しんでいただけるように、
日本で最初に西大台地区を利用調整地区に指定しました(ガイドブックより)
今年は知床の一部が二番目に指定されるとか言っていた。

このレクチャーを受けることが規定で「西大台利用調整地区」についてのスライドを見たり、守らなければならないルールを
しっかり叩き込まれ最後に立ち入り認定証を渡される。
認定書には一人一人の名前が書かれていてこのレクチャーを受けたという証明書を首から下げていつでも提示できるようにするとのこと。
事前レクチャーを受けずに入ることは出来なく10人を超える団体で利用できないこと、一日当たりの立ち入り人数は平日30人までとか
事前申請もとても手続きが面倒だったと聞いた。
16人の私たちグループには二人のガイドがついて8人づつに分けられた。(10人を超えるから)

西大台はモスフォレストと呼ばれる苔の多い林や広大なブナ等の原生林が広がり、静寂で神秘的な雰囲気を体感できると期待していた。
雨もきのうと違いこれぞ大台ケ原の雨という感じで降っているがAM 8:00 出発
広大な太平洋型ブナの原生林の中を縫うように歩くコースで神秘的なムードが味わえるとか・・・?
バイケイソウやカワチブシ(トリカブトと同じに見えた)、ヤマシャクヤクなどの草花が目を楽しませてくれると書いてあったので大いに期待していたが・・・・。

入山前に「種子落としマット」で靴に付いた外来種の種を防ぐ。
いつかニュージーランドトレッキングに行った時もこの足マットがあって、日本も見習いたいと思ったことがあったけどあったんだ!
大台教会を過ぎ、展望台・開拓地への分岐を直進すると林を抜けナゴヤ谷の河原に下る。
ここはバイケイソウの群生地で大台の開拓者・松浦武四郎の墓への分岐がある。沢を渡り、沢を左に見ながら少し登る。

この松浦武四郎という人は蝦夷の探検家として知られている(北海道と名前を付けた人だという)北海道の後
明治18年に大台ケ原の登山と開拓に従事したという。

沢を渡るがこの沢も帰りには増水が予想されるという。又このコースは沢渡りが多いので増水時には危険ということで、
歩きはじめるとすぐに9時まで歩いたら引き返すというガイドの説明があってがっかり。
初めは西大台のハイライト 開拓跡までは行くという予定だったのに・・・開拓跡はほかの場所とまったく景色が違い広々として神秘的と聞いた。
明治時代に何度か開拓が試みられたが厳しい自然条件のため頓挫をして約100年の歳月を経て森林に戻っているという。

それでも行けるところまで行こうと樹木や植物や鳥や苔の説明を受けながら人間の手が全く入ってない原生林の森の中を歩いていく。
西大台も一周すれば約8キロ 4時間ぐらいのコースだがさわりだけ往復2時間歩いただけで終わってしまった。
それでも大収穫があった。大台ケ原サンショウウオに出会えたことだ。

行きに渡渉した沢が帰りには水かさを増していて歩道もまるで川ののようになってしまっていた道に何やらうごめいていて
「何これ?へび?」なんて先頭を歩いていた友人が見つけてくれて初めて幻のサンショウウオを見た。
私たちに付いたガイドはもう40年間ガイドをやっているがサンショウウオに出会えたのは今日で2度目だということで大感激していた。
昔から魔の山大台ケ原と言われているようにガイドをやっていて不思議な体験などいっぱいあったということや
昔と比べて森が樹木が少なくなって明るくなったということも話してくれた。

ツクバネソウ、カワチブシ(トリカブトの仲間で見分けは付かない) ワチガイソウ、セイタカスギコケ、バイケイソウ
ヤブレガサ、キケマンソウ コミヤマカタバミ、ギンリョウソウなどが見つけられた。初めてヒメヤマスミレを見られたことはうれしかった。

台風などの影響で全行程は歩けなく心残りが大きいけれどこの豊かな自然を後世に残していきたいと心から思った。
雨の中を歩いても自然に抱かれた安心感などが体感できて十分満足できたがブナやミズナラ、カエデなどが多いので紅葉の頃は素晴らしいから
またきっと来てくださいねってガイドさんが何度も言ってくれた。
雨でがっかりという山も中にはあるが今回は何故か自然の摂理に逆らわないで素直に雨も又良しなんて思え十分に満足した山行だった事が不思議だ。
魔の山大台ケ原のなせるワザか!
日帰り温泉に寄ってゆっくりと雨で冷えた体を温め衣服を着変えて気持ち良くさっぱりとして帰路につく。

西大台利用調整地区のマスコットキャラクターの「大台ケ原山椒太夫君、長い名前で失礼します」なんてレクチャーの時に紹介されたサンショウウオに出会えた!
カメラのフラッシュをたいてしまったので驚いてびっくりさせてしまったみたい。ごめんなさい<(_ _)>

そして今写真を見て、今見つけたんだけど左上隅みにもう1匹?エッ2匹?いるみたい?すごい!

youtubeへ大台ケ原のスライドショーをアップhttp://youtu.be/fUWwfXRlWgA
他の写真は「私の一枚」へhttp://jpdo.com/dd05/83/d2BeOUq.cgi

2011/05/28(土) 5/28 29 大台ケ原へ
大台ヶ原は奈良県と三重県の県境に連なる台高山脈の南端にある標高1600mの高原状の山域で、最高峰は1695mの日出ヶ岳。
吉野熊野国立公園の核心部に位置する標高1300〜1695mの非火山性の隆起準平原。
年間雨量が5000mmを超える本州最多雨地域で、トウヒ、ウラジロモミ、ブナなどの自然林がまとまって残っており、
ニホンジカ、カモシカなどの大型哺乳類をはじめ、多くの鳥類、両生類、昆虫類が生息している。
世界有数の降水量を誇るこの恵まれた多量の雨が湿潤な気象条件を生み出し日本を代表する原生林を形成し
貴重な動植物の楽園となっている。(利用調整地区ガイドのパンフレットより)

日本一の大雨の降る森で、東京の一年分の雨がわずかひと月足らずで降ってしまうという。大台ケ原に登って
雨に会わなかったらよほど精進の良い人と言われるという。
大台ケ原に並ぶ降水量の屋久島も一か月のうち35日は雨が降ると言われるほどだがその屋久島では晴天続きの登山を経験しているので[晴れ女」の
ジンクスのある私は少し期待はしていたが梅雨入りの早い今年にまさかの台風までは想定外であったけれども雨は覚悟で出かける。

大台ヶ原の山頂一帯は、一般に東大台と西大台に分かれる。
東大台は多くの人が行くが西大台は深い原生林の森に覆われていて植生保護のため平成19年日本で最初の
「利用調整区域」に指定され立ち入り人数の規制とか事前の許可申請(許可証代金1000円)の手続きとか入山規制が行われている山域
 
深田久弥の日本100名山の一つにも挙げられていて夫は99山まで登っていてこの大台ケ原を残すのみとなっていたが百名山狙いでもなくいつの間にか
数えてみたら登っていたという軽い気持ちでいたのでこの山を登ろうという気もなかったみたいだったけれどこの西大台も歩くというコースを
見つけた友人の誘いで西大台も歩けるならばと参加彼女らはすでに東大台は3度目だが西大台が歩きたいということだった。
お蔭で百山完登ができて結果的に本当に良かったと思った。(ちなみに私も数えてみたら71山だった)

今夜の宿 旧大台荘の「心湯冶館」に入り、スパッツ、レインウエアに着替え出発が 13:40 今日は日出ヶ岳に登ってから東大台を一周全9キロを4時間

大台ケ原の駐車場から散策路に入り日出ヶ岳に向かう。樹林の中を歩く。
小さな野兎が出てきて一目散に逃げていく姿が可愛かった。私は見なかったけどアナグマを見たという人もいた。
樹林の中を行くと左に水場を見てシオカラ谷の流れに沿って階段の道を上がっていくと鞍部にでる。
雨も降ってはいるが困るほどのことはなく楽しく歩ける。
イトザサに覆われた明るい森が多い。山を覆う森林が少なくなり、明るい森が多くなったため?
40分ほど歩くと、大台ケ原の主峰 日出ヶ岳。三角点が低く埋まっている。
展望台からは、南東方向眼下に尾鷲湾、西方向に大峰山脈が望め 案内板には、東から北東方向に遥か南アルプスや御岳、
富士山なども望めると記されていたが、この雨の中ではとうてい無理、無理(T_T)。

東大台コースは、日出ヶ岳からトウヒの立ち枯れの続く正木ヶ原や一面笹原の牛石ヶ原から岸壁に張り出した大蛇ぐらから
シオカラ谷と続くダイナミックな風景が展開する人気の山域で台風でもなければ大勢の人で賑わうところらしいが
さすがに今日は少なく静寂な山の雰囲気が存分に楽しめた。

正木嶺へ続く木製の階段を下っていく。正木嶺はトウヒの南限地だそうだが、一帯は立ち枯れが進み、
特異な風景をつくっていた。イトザサの群生と白骨化した倒木のコントラストがまるで「死の世界」
伊勢湾台風で大方の木々が倒されしまい、その上イトザサを主食とするニホンジカの数が増え、針葉樹の実生や樹皮までも
採食するといった複合的な要因によって現在の環境に至っているという。
この立ち枯れたトウヒ林とイトザサのじゅうたんが東大台の代表的な景観の一つだとも思うが、
想像していたより枯れた世界で美しさを通り越して痛々しささえ感じられた。
原生林の倒木とイトザサの絨毯が美しい正木が原〜牛石が原から東大台最大の見所 大蛇ぐらへ

岩頭に立つと眼下は目も眩むような大絶壁と大パノラマの絶景だそうだが雨で石も滑るからと先端までは行かず残念
ガイドブックによると東の川渓谷を隔てて竜口尾根が激しく起伏し山上ヶ岳、弥山、釈迦が岳へと続く大峰連山、
西大台方面には大台山中最長を誇る中の滝(245m)の長瀑と迫力の大パノラマだそうだ。
どうしても、もう一度この大蛇ぐらを見に来たいという宿題ができてしまったがいつの日か実現したく楽しみに夢見ていよう。

日本有数の降雨量を誇るためか湿地帯のような所もありあちこち崩れていく問題もあるようで、
ここにしかない自然を後世に残すためにはどうしたらいいのかなど色々考えさせられながら歩いた。

シオカラ谷のつり橋まではシャクナゲの群生地で、つり橋の付近も見事な渓谷美で変化に富んでいる。
ツクシシャクナゲの大群落の中を大下り。どこまでも続く見事なシャクナゲのトンネルは最高だった。
今年はあちこちでシャクナゲを見たが最後に見たこのツクシシャクナゲが一番美しかった。
ツクシシャクナゲは特に成長が遅くこれだけの木になるのは相当な年月が経っているのだなと何百年もの古代から咲き続けてきたと思うと感動だった。

アカヤシオ(こちらではアケボノツツジというのだそうだ)が咲きシロヤシオはまだつぼみが一杯で咲き始めていなくて今年の花が遅いのが伺われた。
大下りが終わると今度は、高低差200mを一気に登りきる大登り、これがなかなか大変でどこまで続くのかしらって
思いだした頃ようやく平坦な道になり大台ケ原駐車場が見えてきたときにはホッとした。17:40着

入浴後 今日捕獲されたという野生のイノシシのステーキに山菜料理
夫の百名山完登を伝え聞いたリーダーが、ビールを皆に振る舞い乾杯して祝福してくれたのが嬉しかった。

イトザサの群生と白骨化したトウヒの倒木の正木が原

2011/05/18(水) 富士山麓一周パノラマウォーク
一年かけて富士山麓を一周するウォークの第2回目
朝霧の道の駅から本栖湖まで歩いた第1回目のゴール地点の本栖湖が今回のスタート地点。

歩き始めの前に本栖湖の上に大室山を控えた富士山が千円札の裏側に描かれた場所を見に行く。
みんな千円札を出してこの富士山を確認する。
雲がかかってしまって上の方は見えないけれど確かに同じ富士山だった。

11:15出発して青木が原樹海の中の東海自然歩道を歩いて
ゴールは富岳風穴までの約12キロのウォーク。
今回歩く場所は世界遺産の登録場所で2年後ぐらいには認定される予定だから
今後歩くことが出来なくなるかもしれないと聞いた。

ネイチャーガイドの案内で青木が原樹海の成り立ちや森は
人間の生活の暮らしなどによって変化していく。
森は生きているという話を聞きながら歩く。
今から約1000年前に流れてきた溶岩流の上に生えてきた森で赤松やツガ ヒノキがたくさんあり、
ミズナラ、カエデ、などと変遷していきいずれはブナの森になっていくという。
そんな変化を楽しみながらひたすら樹海の中を歩く。
武田信玄の石塁のあととか駿府と甲斐を結ぶ街道の監視のために作られた
本栖城址〜精進湖民宿村12:20(ここまでで6900歩)
ここで子抱き富士をみながらお弁当。

東海自然歩道だし落ち葉がふかふかととっても歩きやすくて疲れない。
新緑も美しく溶岩にびっしりと苔が付き、木漏れ日の中で揺らいでいるのがきれいだった。
木漏れ日や 樹海の苔に 揺らぎおり

樹海は以前歩いた時はもっと奥深いところだったので薄暗いし、しゃれこうべなんかも見つけたり
少し怖かった思い出があるけど今回はほんの入り口で全然平気だった。

終点の富岳風穴には15:20着
河口湖の温泉に入って帰る(17540歩)
来月は西湖を見ながら河口湖町 勝山まで14キロ今回よりも富士山が期待できる。楽しみ!

残念な事。千円札の裏側に描かれた本栖湖の富士山をきれいに撮ったのに家に帰って
写真の整理をしようとしたら、
今日撮ったものが全部なくなっている。原因はわからない。がっかり!
考えられることが一つ、SDカードを安いメーカーのものをネットで購入したからか??
前にこれと同じ現象を聞いたことがあった。
これからはやはり信頼のおけるところのものを利用しようと反省。
少ししか撮らなかったから良かったものの・・・・
怖いものだと思い知った。だから写真なし。
でも試しに違うものを撮るとちゃんと撮れてるのに・・・
どういうことだろうか?考えられない。

2011/05/17(火) 虹の郷のユリノキ
ネットの共同購入で格安のクーポンをゲットしてあった土肥の温泉に一泊。
伊豆の海が目の前で、全室露天風呂付きのお部屋で朝夕食ともお部屋出しの最高のお料理で24時間源泉かけ流しの温泉。
共同購入で250枚も売れたとか・・・
宿泊者みんなが「ネットですよね〜〜良かったですね!」なんて会話も弾んでなんか連帯感のようなものもあって楽しかった(*^_^*)
震災以来客足もさっぱりで(特に海岸沿いなので海も見たくないという人が多いとか)・・・・
ネットの力って大きいなって感心した。

帰りに久しぶりの虹の郷へ寄って帰る。
ここでも2100本あるというシャクナゲが早咲き、中咲き、遅咲きの順に森一面に咲き広がっていた。
今回の旅は初日にも昭和の森のシャクナゲでシャクナゲたづねて3千里の旅みたい(*^_^*)。

ローズガーデンも華やかなバラが咲きはじめ、日本庭園の花しょうぶ園はこれからだったけれど森の中をあちこち歩き回った。

森の中にユリノキと書かれた大きな木があってチューリップによく似た花を咲かせると書かれていて西洋では「チューリップツリー」と呼ばれているそうだ。
見てみたいものだと思いながら歩いていたら あった!
帰りがけの虹の郷の出口付近に咲いていた。まだ若木で背丈も低いがどうもユリの木らしい。
嬉しかった!初めて見た花!ほんとにチューリップみたいに可愛い!

帰ってきてからネットでユリノキを検索していろいろ知識を得た。見たいと思っていた花に会えてその後づっと嬉しかった(*^_^*)
虹の郷で見たあの大きな木も花が満開になるのかしら??
聞いてみなければ・・・
満開のこの木を見ることがまた夢の一つに加えられた。
でもこの夢は簡単にかなえられそうだ。

ユリノキは北米原産のモクレン科で、園内に10本点在し、高さ20メートル近い木もある。どちらもまだつぼみが多く、今月末ごろまで順次咲くという。

虹の郷の池の鯉に餌をやった時の動画をyoutubeにアップ
http://youtu.be/IZlQo4nzmm8

2011/05/16(月) 昭和の森のシャクナゲ
天城の道の駅 昭和の森に隣接する「天城グリーンガーデン」のシャクナゲの素晴らしさは毎年気にはしていたのに
いつも何故か予定が入っていたりお天気の関係やら、諸々で通りすがりに寄ると早すぎたり遅すぎたりと
いい時期にあたったことがなく最高の時期に行きそびれていた。
今年もまた例に洩れず10日も遅い花見となってしまった。

天城グリーンガーデンでは、広大な55000uの園内に500種類の石楠花が13000本もあるという。
すでに咲き切ってしまって終わってしまっているのも多いけれど天城シャクナゲや西洋シャクナゲなどとにかく数が多いのでまだまだつぼみでこれから咲きだすのやちょうど満開のものやら十分楽しめた。
案内のおじさんは6月ごろまで楽しめますよって言ってくれたけど・・(*^_^*)
でも来年こそシャクナゲ祭りの最盛期に来てみたいなと心に決めた。
天城に自生する山野草なども良く手入れされていてヤマシャクヤクやクマガイソウ、エビネランなどもある。

たっぷり時間かけて園内を歩き回った後は昭和会館の裏側から
新緑が美しい踊り子コースを歩いて滑川渓谷〜太郎杉まで歩く。

2011/05/15(日) フルートリサイタル
友人の知人のお嬢さんがフルートのソロリサイタルを江崎ホールで開催するので誘われて出かける。
久しぶりに生の音楽を心行くまで聞くことができて本当にゆっくりとしたいい時間を過ごすことができて嬉しかった。

P.A.ジュナン/「椿姫」による幻想曲
アストル・ピアソラ/ブエノスアイレスの冬
フランソワ・ボルヌ/「カルメン」によるファンタジー
セザール・フランク/ヴァイオリン・ソナタイ長調
アメージング・グレイス

美しいお嬢さんがゴールドのフルートを吹く姿はとてもたおやかで優雅でその深い柔らかな音色にしばし酔いしれた。

2011/05/14(土) なんじゃもんじゃの木
今年はなんじゃもんじゃの木のことをすっかり忘れてしまっていて、何気なく通った城北公園の前で突然思い出して寄ってみたけれど・・・
あの真っ白で雪が降ったような景色はすでになく、公園は新緑におおわれていた。
それでも探してみるとたった一本の遅咲きにの木が残っていてホッとした(*^_^*)
とにかく今年も会えた。

2011/05/09(月) 竜爪山へ登る
竜爪山ではもうニリンソウが咲き始めたと聞いて私の秘密のお気に入りの場所へ出かける。
登山道からはづれているのであまり気が付かれなくて知らない人が多い。
本当に群落と言っていいほどたくさんあっていつも嬉しい。
四季折々山野草が豊富で里山としては私の大のお気に入りの山。
ミヤマカタバミ、ホウチャクソウ、ヒトリシズカ、マムシソウ、ウラシマソウ、ツクバネソウもつぼみがいっぱい
ミツバテンナンショウ(三つ葉天南星 漢字表記を今日初めて知って感動)ホトトギス、キツリフネ、
トリカブトも秘密の場所がある。今年もつぼみをたくさん持っていたから楽しみだ。
花を見て写真を撮ったりしてゆっくり登ると山頂までは何も疲れないで登ってしまうけど人の2倍くらいはかかっている(*^_^*)

山頂では春霞だけど富士山が優しい姿で迎えてくれる。
南アルプスも雪をかぶった聖、赤石 荒川の方まで見える。
山頂でコーヒーを入れて飲む。

2011/05/06(金) ブラジルの国花 イッペの木の花
ご近所の家のイッペの木が今年もきれいな黄色の花を咲かせた。
木全体が黄色くなってとてもきれい!
この頃ではたくさん見られるようになってきたけれど私は前からこの木が珍しくて毎年開花を楽しみにしていた。
ブラジルでは街路樹に植えられていてとてもポピュラーな木だという。この黄色の花がどこまでも続く街路樹を見てみたいな!
色も紫とか白もあるらしい。ノーゼンカツラ科の花らしい形をしている。

2011/05/01(日) 自生のジュウニヒトエ
山野草の会で大月市の北に位置する〇〇山(山梨百名山)へ行く。
日本国中がお天気が崩れ行く前から雨だと分かっていたのに行ってみれば帰りの下山時に2.30分だけ、
それも雨具を着るほどもないくらいの雨で超ラッキーだった。

山は初夏の草花にあふれていて、チゴユリ、ホウチャクソウ、ヒトリシズカ、イカリソウ、スミレなどふんだんに咲いていて
登山道の両脇にびっしりでとても嬉しかった。
これほど山野草のある山はこの近辺でも珍しいということですごく期待していた山。

中でも一番うれしかった草は自生のジュウニヒトエ
我が家でも今を盛りに咲いているけど家々で咲いているのは西洋ジュウニヒトエで園芸用に改良されたもので紫の色も濃い。
野生のジュウニヒトエは藤色のような紫の薄い色。
ヒトリシズカは百人シズカのようにみんなで咲いているし・・・

スミレの種類も多くタチツボスミレからアケボノスミレ、サクラスミレ、エイザン、アカネ、オトメ、シコク、マルバ、ナガバノスミレサイシンなどなど数えきれないくらい。

アケボノスミレなどはほとんど静岡の山では見ることが出来ない貴重なスミレで一つ見つければ嬉しい!と思う花なのにあっちにもこっちにも・・・
貴重なアカネスミレもたくさんある。
純白なオトメスミレとシコクスミレの区別がたくさん見るうちに完全に見分けられるようになるほどあった。

シュンラン、エゾノキジムシロ、アブラチャン、モミジイチゴ、クサボケ、センボンヤリなどもあり楽しい。。
登りの途中にミツバツツジの群生地があって10本くらいの大きな木が咲いていたがまだ早いようで10日もすればあたり一面ピンク色に染まるだろうと予想される。

山頂は広く展望が良く八重の桜や豆桜が咲きソメイヨシノもまだ咲いていた。一面オレンジのクサボケ ボケの花で仕方ないけどなんだか名前を変えてやりたい花(*^_^*)

秀麗富岳12景の山だけど今日は富士山だけは顔を出してくれなかった。
帰りは猿橋を見学して戻る。

この山も例に洩れず盗掘者のおかげで貴重な山野草は激減しているという。こうしてネットで発信してしまう私たちにも問題があるのかもしれないと自責の念に駆られる。
名前を伏せたところで分かってしまうけれど・・・
どうか貴重な山野草を後世にも残しいつまでも皆が楽しめるように盗掘はしないでもらいたいと切に願う。
家に持ってきて自分だけで楽しまなくてもこの山へ行けばいつでもみんなが見られるというようになりたい。

「私の一枚」へ山野草2.3UP
http://jpdo.com/dd05/83/d2BeOUq.cgi


自生のジュウニヒトエ


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.