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2011/12/09(金)
富士山パノラマウォーク第9回
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忠ちゃん牧場から村山浅間神社 静岡はとってもよく晴れていたのに御殿場に向かって行くうちに雪、 忠ちゃん牧場で待っているネイチャーガイドから現地は雪で気温は1℃と連絡が入って来る。 前回のゴール地点の忠ちゃん牧場から越前登山口までの道が片側通行で歩きにくいということで 十里木の越前登山口までの2Kmはバス移動に変更になる。 (本当は歩きたいのに(T_T))よって15Kの予定が13キロになった。 雪のため雨具を着てから簡単なストレッチの後10:30スタート この登山口は越前岳登山で 雪の時、新緑、紅葉の時、愛鷹つつじの頃と何度も訪れた場所。
前回の11月は雨だったが、雨より初雪の中を歩いて行くのはなんだか楽しい! 十里木と言うのは御殿場からここまで10里(40k)あるということで付けられた地名だそうだ。 富士山こどもの国を通って2時間ほど歩いて高尾山穂見神社へ12:30
この辺りは建久4年(1193年)5月に源頼朝が多くの御家人を集め、富士の裾野付近を中心として行った 壮大な巻狩が行われたところだという。 主な目的は軍事訓練であり、それと同時に頼朝が武家の棟梁としての立場を東国の武士たちに示す デモンストレーションでもあったらしい。 その当時の日本の人口は1000万人位だったらしいが30万人もの人が頼朝の為に集まったという。 ネイチャーガイドが説明してくれた。 すごい数だな〜〜ともし今の政権がそのようなことをした場合果たして30万人もの人が集まるだろうか?と思った。
寒いからバスの中でお弁当を食べて午後はゴールの村山浅間神社を目指してまた1時間半 午後からは雪も上がり青空が顔を出して来た。 富士市大渕の辺りを歩いているときのガイドさんの話。
この大渕は清水の次郎長が50人位の子分を連れてきて開拓したとのことで、次郎長の名が冠せられた 次郎長団地や次郎長という集落とか次郎長配水池とか残っているそうだ。 次郎長も単なる侠客だけでなくいい事もやったんだな〜〜ととても興味深く聞いた。
ほどなくゴールの村山浅間神社に到着。15:00 19790歩 浅間神社は関東、特に富士山の見える場所に千三百以上あるという。 大きな浅間神社は富士山の麓に数社あるが村山浅間神社は富士宮の浅間大社ほど大きくも有名でもないが 山岳信仰の拠点として鎌倉時代から栄えていたという。 今でも大日如来を祀っていたお堂や護摩壇が古びて立っている。 このお堂を眺めると金ぴかの富士宮の浅間神社の方が 私には色あせるような気がした。ここも世界遺産登録申請物件だそうだ。 境内には樹齢千年といわれる大杉のご神木や、樹齢三百年以上といわれるイチョウの大木(県の天然記念物)が見事だった。
帰りは富岳温泉・花の湯で入浴・休憩 今日の雪で真っ白に雪化粧した素晴らしい富士山が表れて感動した。天子ヶ岳も真っ白だった。 ああ〜〜それなのにそれなのに・・私のカメラは突然のバッテリー切れ・・・・一枚の写真もなし(T_T)
スタート地点の越前登山口の写真が一枚だけ
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