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2011/11/07(月)
秋のもみじハイキング
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明治の軌跡 紅葉の道 1988年に廃線となった旧国鉄篠ノ井線が最近トレッキングコースとして復活、人気を呼んでいるので友人3人と参加。 JR明科駅から終着点の旧第二白坂トンネル入り口までの約6キロ片道2時間半の道程を歩く。
天気も良く中央道から長野道を通る両側の車窓からの今が盛りの紅葉の美しさに声を上げる。 真っ赤なモミジ黄色のイチョウ、全山黄葉の山々実に見事で感動! 桜山と言われる小高い全山がすべて桜の紅葉で赤くこんもりしているのは特に素晴らしかった。 静岡では暖かいから紅葉する前に葉っぱが落ちてしまうから桜の紅葉はとても珍しかった。
第一スタート地点の明科駅から標識に沿って歩き始める。車道を20分ほど歩いていくと山の中へ 入る道があって「潮神明宮」と言う神社が見えてきてここで小休止。 この神社は平安から鎌倉時代にかけて建てられたというかなり古い神社でとても趣きがあった。 まっすぐ進んでいくと電柱が並ぶ廃線敷が見えて来て廃線敷に入る。 廃線敷きは線路と枕木が取れた後は枕木の下に敷いてあった石がゴロゴロととても歩きにくい道が続いている。 10分ほどで三五山トンネル(125m)当時のレンガ造りが確認できるのはトンネルの下の部分、 昔ここを煙を出しながら走ったであろう蒸気機関車を想像しながら暗いトンネルの中を歩く。 役目を終えた信号機がひっそりと佇んでいるのを見たり養蜂の巣箱の跡があったり、 両側の森の中には3万本のケヤキが植わりその中に真っ赤などうだんと紅葉がとても美しい。 春の新緑時はフィトンチッドに満ち溢れもっと素晴らしいかなと春にも来たいなと思いつつあるく。 この3万本のけやきの木は土砂崩れなどを防ぐ鉄道林として植林されていて樹齢は60年ほどだそうだ これが秋の紅葉は見事と聞いていたけどこの間の台風で葉っぱが枯れてしまっているものが多く期待ほどではなかった。 天気が好ければ北アルプスの山並みを木々の間から、見ることができると聞いたから 楽しみにしていたけど今日は駄目だった。(T_T)
このけや木の森自然園でお弁当をたべる。 ゆっくりと景色を見ながら森林浴を兼ねて森の中を歩くってとってもステキ!気持ちが良い。 けやきの森から10分ほど歩くと今日のメインの「漆久保トンネル」 当時のままのレールや支柱などが残り、明治の時代を 感じながらゆっくりと散策できる 旧篠ノ井線は山や谷が多く山肌や岩を削り、深い谷を埋めた難工事の末、線路が敷かれたそうだ。 トンネルの手前のちょっと急な斜面を登って行くと木曽御嶽山の表参道を開いた善覚像、裏参道を開いた 覚明像の2体が旅人の安全を願ってまつられていた。 下りはどんぐりと落ち葉の急な坂道なので滑らないように善覚様と覚明様にお祈りしながら下った。
漆久保トンネルは全長53m。 明科で焼かれたレンガが使われているという、明治時代の面影が今でも色濃く残りレンガを芸術的に積んでアーチを描いていて美しい。 トンネルから15分歩いて今は殆ど何も残っていない潮沢信号場 〜終点の旧第二白坂トンネル
でもこの白坂トンネルは現在立ち入り禁止。全長2kmのこのトンネルこそ開放して歩ければいいのにな〜 歩いてみたかったな〜〜
道の脇に並んで立つ電柱のような柱が架線を支持していた柱であろうことが電車が走っていたことを想像させる。
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