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2011/11/19(土)
23年度自衛隊音楽まつり
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毎年武道館で行われる自衛隊最大の音楽イベント 自衛隊音楽まつりを見に行く。
今年のテーマは震災の年でもあり、「愛、希望、勇気、今を越えて、その先へ」だった。 プロローグ演奏のアメイジンググレイスが流されただけでもう涙涙の深い思いに突き動かされた。
陸・海・空の音楽隊や在日米軍の陸空軍、海兵隊のドリル演奏、全国から選りすぐった女子演技隊。 とりわけ素晴らしいのが防衛大学の儀じょう隊によるファンシードリル 統制がとれていてピシッと決まり、切れのいいファンシードリルには思わず拍手喝采。素晴らしい! この防衛大学の学生もついこの間までは高校生だった人達、その子たちの一糸乱れぬ集団行動もすべて教育の賜物と いかに教育というものが大事なものかと思わされた。
自衛太鼓「絆」は迫力があり太鼓の音が体にズシンズシンと小気味よく響いてきた。
大震災時の自衛隊員たちの支援や活躍ぶりがの映像が流れるなかの演奏は心に響き感動がこみ上げてきた。 あっという間の2時間だった。
音楽祭のあとはバスで増上寺へ この前は隣の靖国神社の参拝もしたけれど、今回は増上寺の国の指定重要文化財の三解脱門(三門)が 戦後初の一般公開がされている時期と重なっていたのでこの御開帳を見ることが出来て本当にラッキーだった。
三門の正式名称「三解脱門」とは三毒煩悩から解脱するという意味で、むさぼり(貪欲)、いかり(恚瞋・しんに)、おろかさ(愚癡・ぐち)の三つの毒から離れ、 極楽浄土(を模した大殿〔増上寺の本堂〕)に入る心をつくるための門です。(パンフレットに書かれている)
歴史を感じる朱塗りのこの三解脱門は慶長16年(1611年)徳川幕府の助成により建立されたものだそうだ。 400年も前の事だ。江戸初期に大造営された当時の面影を残す唯一の伽藍で東京都内で最も古い木造建築物のうちの一つだそうだ。
特設のものすごく急な階段を上って行くと楼上(2階内部)は想像していたよりも広々としていて 中央に釈迦三尊像、その左右に十六羅漢像と増上寺歴代上人の尊像が安置されていた。 羅漢さんたちの法衣はとてもきらびやかなもので黒地に金や朱色の古典的な文様がまだはっきりと残っていた。 顔の表情も豊かで人間味があっていつまでも見つめていたくなったほど。 歴代上人の31体の像は顔の特徴が細かく生前の姿を良く映しているのではないかと想像した。
とにかくすごい! 撮影禁止なのがとても残念、だからからか戦後初めての公開からか保存状態も良くて 貴重な仏様たちを排することが出来て本当に幸運だったと感謝した。 門の上からの眺めはビルがたくさん並んで今でも遠くまで見渡せるほど高く見事だったから 江戸時代ならばさらにいい景色が見渡せたことだろうと思いを馳せた。
徳川家の霊廟も公開されていたがお江と秀忠の墓はつい先日ミステリーツアーの時も見ているので私はパスした。
帰りには御殿場の時のすみかのイルミネーションを見学してから食事をして帰途につく。
イルミネーションもとてもきれいでいつもの年よりきれいだったが雨がひどくてゆっくりとみていられなかった。
防衛大学校儀じょう隊
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