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2009/12/09(水)
フッカー谷のハイキングの予定だったが・・・
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楽しみにしていたマウントクックを見ながら歩くフッカー谷のハイキングだったがどうも雲行きが怪しい。 バスで出発点のマウントクックビレッジへ行くまでの道はルピナスの群生地を走り、乳白色の氷河湖の プカキ湖の色に感動しながらマヌカやマタゴウリや名も知らない花々が咲き乱れる。 走っている間中きれいきれいでドキドキ、ワクワクしっぱなしで 私はほとんど興奮状態だった。 でもビレッジへ着く頃から雨が降り出してきて、それも結構な大雨になってきて落雷の危険性もあるからと フッカー谷ハイクは中止。がっかり。
今日は見えないけれど氷河の峰々に囲まれて立つ120年の歴史を誇るハーミテージホテルにある マウントクックやNZの登山の歴史を展示した博物館を見学。 エベレスト初登頂を果たしたヒラリー卿を称えて作られた施設で彼の若かりし頃の写真や ヒラリー卿の生涯や偉大な功績を展示してあってこの国の人たちにとって ヒラリーさんは英雄でいかに皆に尊敬されている様子がわかった。(紙幣にも彼の肖像が使われていた) エベレスト登頂の前はマウントクックでトレーニングしたと言うマウントクックを見上げて 建っているヒラリーさんの銅像などがあった。 又100年前の登山の歴史は靴や服装、ピッケルやアイゼンなど興味深いものがあった。
ハイキングガイドがスライドを用いてNZ原生の植物や花の説明があって 実際よりもたくさんのお花が見られたかも。 その後雨も少し小止みになったので「ガバナーズブッシュ」というNZの原生林を1時間ほど歩く。 ここでしか見られないたくさんのお花の名前を教えてもらった。 ガバナーズブッシュは手軽に歩けて最もNZらしい植物を多く観察できる人気のコースで 出口にはあれほど見たかったマウントクックリリーも!(花が落ちてしまってたけど・・・(T_T)
その後ホテル内で昼食後マウントクック登頂の擬似体験が出来る 3Dムービーや NZ初の全天デジタルプラネタリウムで南半球の星座や銀河のはるか彼方から地球を見る そんな宇宙旅行のような体感をした。
楽しみにしていたフッカー谷のハイキングは出来なかったけれど たくさんのお花も見られたし 原生林も雨の中歩けたしそれなりに楽しめて又きれいな景観に感動しながらテカポ湖のホテルに戻る。
今日はマウントクックが見えないけれど・・・・ マウントクックを見つめていると言うヒラリー卿の銅像
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