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2009/10/29(木)
古代都市トロイへ
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アイワルクのホテルはエーゲ海のすぐそばにある。日の出と共に朝早く起きてエーゲ海の海を散歩した。 朝日の何と素晴らしいこと!こんなに美しい朝とはしばらく会っていない。 これがエーゲ海♪と思って手を浸す。
7:30出発 チャナッカレにある古代都市トロイへ 距離は 150km 約2時間半
ボーダーホンのお店があったが町で携帯電話を持っている人に あまり出会わない。まだ普及率が低いのかもしれない。 エーゲ海の丘陵地は松林が続く。 トルコにもトルコ産マツタケが会って日本向けにもかなり の量を輸出していると言う。 碧いエーゲ海が広がる今日の天気は快晴 オリーブ畑 羊たちが放牧されている。小さな人里でも有ればそこには必ずモスクがあり 現在新しく建設されたモスクも多いようだ。
トロイ遺跡はドイツの商人シュリーマンが言わば執念で発見した遺跡 幼い頃の感動した記憶だけを元に幻だった歴史を現実のものにした。 ギリシャの有名な叙事詩ホメーロスの「イーリアス」に語られているトロイ戦争の舞台として有名。
紀元前3000年から紀元400年もの間反映と衰退を繰り返してきたトロイ。古代のエーゲ海交易の中心地であった。 その軌跡を今に伝える遺跡は9層にもなっている複雑な都市遺跡。 入り口には巨大な木馬が再現され城壁のの内部にはアレキサンダー大王ゆかりのアテネ宮殿などが あり又一歩外に出るとローマ時代の野外劇場がある。
伝説の中では木製の巨大な馬「トロイの木馬」が10年にも及ぶギリシャ軍とトロイ軍の戦争を 終結させる要因となったトロイの木馬の残骸まで見つかったと言われている。 トロイの遺跡の年代層と言うのがあってシュリーマンが掘った1〜9年代までの遺跡のあとがあった。
遺跡の規模は、かなり小さく城壁に沿ってぐるりと一周するように見学路が設けられていて ゆっくり見て歩いても1時間もかからない。比較的良く残っているのは第2市と第6市の城壁と、 第9市(ローマ期)の劇場跡。一番見応えがあったのは、上述の第2市の傾斜路。 いろんな時代の遺構がごちゃごちゃしていて良く分からないけど アレクサンダー大王が立ったかもしれない場所に自分が立っている!! それだけが感激だった。
トルコ人のガイドも発掘品は、シュリーマンがドイツに持って帰ってしまい、そしてそれら は第2次世界大戦時に爆撃で焼失してしまう(一部は戦争後のどさくさに紛れてロシアへ)。 遺跡もシュリーマンが自分の考える「ホメロスのトロイ」にこだわるあまりそれより新しいと 考えた遺構は潰して掘り進んでしまったとかシュリーマンに対する恨みつらみを述べていたけれど 彼の執念の思い込みが無かったら今でも見つかっていなかったのかもとちょっぴりシュリーマンに心の中で味方していた。
トロイの遺跡を見学した後はバスはいよいよイスタンブールに向かう。
バスごとフェリーに乗りダータネルス海峡を渡る。アナキア地方からトラキア地方まで 船で30分。こちらアジア側から乗って下りるとヨーロッパ 昼食は港町のレストラン。 外へ出るとピスタチオ売りのおじさんがいたので買う。
今度はバスで 345km 約6時間
今日はトルコの独立記念日で制服を着た中学生がトルコ国旗を持って町を行進していた。 途中のテキザの町で休憩。トルコのお酒{RAKU] の生産で有名な町と言う。 とても強いお酒でお水で割ると白くなるのだそうだ。お土産に買ったけどまだ飲んでいない
初日にとまったホテルへ午後6:00に到着
ベリーダンスを見ながらの食事が9:00からなので時間が有るのでシャワーを浴びてから ホテルのすぐ傍のテオドシウスの城壁とホテルの夜景を撮影しに出かけた。素晴らしい大城壁だった。
バスで10分ほどでベリーダンス会場へ 最初に男女6人でトルコダンスが始まり、続いてベリーダンスきれいで若くプロポーションの良い女性が ステキな衣装でおなかをこれ以上震わせられないと言うくらいぶるぶる震わせて踊るのだ。 腹ダンスをしたり楽しい余興などが有っておいしいお料理とワインでいい気持ちで飲んでしまった。 部屋へ戻ると11時過ぎだった。
トロイの木馬と
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