Mayo's　Diary


日常の何気ない出来事を～つれづれに～

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	2008/06/30(月) 南アルプスの青いケシ

2008.6.25　晴れ
この宿は日本秘湯を守る会の宿なので持ってきたスタンプ帳に判を一つ押してもらって9：00にはチェックアウト

今日の目的地青いケシの中村農園までは宿から40分位山を入る。
細い曲がりくねった道の連続で朝早いのでまだ対向車がないのでいいけど帰りはきっと対向車とのすれ違いで
大変そうな狭い山道をかなりの距離上らなくてはならないのはちょっと大変。

原産地は標高5000mのヒマラヤ山脈やチベットの山の中に咲く高山植物だが
ここ大池高原は標高1500mで夏でも夜は涼しいので気候が合ったのか農園のご主人の
努力の賜物と思うけれど平成6年に200株だった株も今や1000株を越えもっと増やして行きたいと言う。

ヒマラヤンブルーと言われるきれいな青い色は青空も移して深い深い色をしていた。
中村農園を少し下るとカラマツ林の緑があまりにきれいで車を降り
大池の周りの木道を一周してのんびりしていく。
遅いシロバナイチヤクソウ、フタリシズカ、オダマキソウなどが咲いていた。

今回の信州の旅は花も木も清らかな水の流れも一つ一つが心にしみわたり精神がリフレッシュ出来た旅でした。

	2008/06/29(日) ヒノキの美林

2008.6.24 森は水を蓄え酸素を生み出し植物の発散する森の香りで満ち溢れている。フィトンチッドの素晴らしさを全身に浴びながら歩いていると気持ちも安らいでくる。

	2008/06/25(水) オオヤマレンゲ

2008.6.24 晴れ
戻って今回の旅の一番の目的であるオオヤマレンゲの咲く赤沢美林自然休養林へ向かう。
山又山の道、緑一色の中でマタタビの葉の白さがひときわ目立ちまるで白い花が咲いているかのようにきれいだった。
15キロほど走って到着。
標高1080ｍ　青森ヒバ　秋田杉と並んで日本三大美林で森林浴の発祥の地として知られている。
ひのきの根が縦横無尽にからみ合う「走り根」の光景や、中央アルプス木曽駒ケ岳・乗鞍岳の遠望を楽しみながら歩くコースと
紹介されているオオヤマレンゲの群生地のある向山コースをたどるヒノキの林立の中の森林散策。
キバナノヤマオダマキ、花の終わったたくさんのショウジョウバカマの山道はヒノキ美林を縫って続くが歩きやすい。
ひのきやさわら、あすなろの自生の様子が観察できる。

森は水を蓄え酸素を生み出し植物の発散する森の香りで満ち溢れフィトンチッドの素晴らしさを全身に浴びながら歩いていると気持ちも安らいでくる。

山歩きを始めた頃からオオヤマレンゲにいつか会いたくて長い間憧れの花だった。
森の妖精　森の白雪姫とか称されているがまさにその通り深い緑の中で天女のように静かにひっそりと咲いていた。
花の大きさは6～7センチふっくらとした白い花びらは中の黄色いめしべを大事に大切に守るように包み込んでいた。
花はかすかに甘い香りがした。
あまりにも長い間憧れていた花だったので私にはその花の周りが光り輝くように見えたので
よけいに白さが増して薄暗い森の中で光っているようにさえ見えた。まだまだ蕾もたくさんあるが、すでに咲き終わって花弁が茶色のものもあった。

この赤沢自然園は土日祝日と夏休みはこの樹齢300年の天然林の中を森林鉄道が走りマニアには大変な人気と聞く。
今日は運行はお休みなのでディーゼル機関車の前の部分だけが駅に置かれていた。

せっかく信州まで来たのだからお昼は断然おそばが食べたいと走っているとお蕎麦屋がたくさん出て来た。
通称そば街道と呼ばれているのだそうだ。くるまやという店に立ち寄る。
信州はどこでも美味しいのかもしれないけど知らない土地で
知らない店でこんなに美味しいおそばが食べられて大当たり！ラッキー！

伊那IC～駒ヶ根IC　南アルプス塩見岳の麓、大鹿村にある鹿塩温泉にある今夜の宿　山塩館　に向かう
「木曽路はみんな山ん中」の島崎藤村の言葉を唱えながら山又山の木曽谷を走り大滝村へ
強い塩分を含んだ塩湯の宿として知られる鹿塩温泉
鹿が好んで飲む水に塩が含まれていることを発見した神話のままにいまも湧き出る塩泉は塩水濃度4％と海水と同じ濃度　　
海からこんなに遠い標高750mの山の中で何故塩辛い湯が湧き出るのか不思議！未だにその理由は分かっていないとか

温泉は肌に優しくなめらかでしっとりと良く温まり本当に山のいで湯の秘湯に来てるなって感じ。
宿の下を流れる塩川のせせらぎを聞きながらゆっくりとくつろぐ。

製塩免許を持つこの宿では大釜で源泉を煮つめて作られたと言うニガリ分のないミネラルたっぷりの
国内唯一の山の塩が使われている夕食は鯉のアライ　鯉こく　鹿のカルパッチョ　イワナのホイル蒸し野草の天ぷら等々
　山の料理だが自家製のお豆腐にも山塩が添えられていておいしく頂いた。

	2008/06/24(火) 寝覚めの床

2008.6.24 晴れ
静岡6：00出発～52号線～増穂IC～中央高速～諏訪湖SAで朝食バイキング。ゆっくりとモーニングコーヒーを楽しみ休憩。

伊那ICで降りてR361　R91の木曽路を上松（37キロ）を経て赤沢美林自然休養林へに向かう。
途中浦島太郎伝説の寝覚ノ床に立ち寄る。

昔　木曽川に流れる満々の水が激流になって周りの岩を削り取りこの木曽川の造形美を作り出したと言う。
白々とした大岩、奇岩が並びその底に緑の水を湛えていた。
晩年をこの上松で過ごしたと言う浦島太郎の祠が祀られる浦島堂へは岩伝いに行けた。

	2008/06/11(水) ナツツバキ

今年の初花大体例年どうりに今年も咲きはじめた。この花はいつもつゆの頃に咲くのでアジサイとともに毎年つゆが待ち遠しくなる花だ。まったく汚れのない白さ　美しい。

	2008/06/10(火) ほたるを見に～

去年は源氏ボタルを山梨まで見に行ったけれど今年は近場の宇津谷に行く。
真っ暗な山の中で川のせせらぎを聞きながらたくさんの蛍の飛び交うさまは優雅で幻想的で美しい。
数えられないからどのくらいか分からないけれどずいぶん沢山
（100～200くらいかな？）
源氏蛍のような大きな光ではないけれど川面すれすれに飛ぶと
水に映って二つに見えるしとてもきれい。
初めて連れて行ったお友達は一時間も見ていたんだからもう帰ろうよと促してもとても去りがたく又30分くらい見ていた。

農薬を使わないように気をつけて蛍を育てようと村が一生懸命になっているので川の水もきれいで毎年増えているそうだ。

	2008/06/05(木) 墨田の花火

墨田の花火と言う名前のアジサイが今我が家の庭では見ごろ。
まわりの小さな花々が本当に花火のようでうまいネーミングだと
感心している。
インクブルーのアジサイと真っ白のアジサイそれにガクアジサイとカシワバアジサイとアジサイの真っ盛り
雨の中で咲いていると情緒があって趣き深いものが感じられて
雨もいいなって感じさせてくれる。