|
2006/08/21(月)
妙高山2454m
|
|
|
4:30起床 5:30朝食 6:00出発 木道の道を黒沢池へと歩く。朝露に濡れたキヌガサソウがきれい。妙高山がごつごつとしたシルエットを浮かび上がらせ、 さ〜登っておいでと誘っているように見える。 黒沢池の地塘の周りのハクサンコザクラやチングルマがきれいだった。ここまで50分。 黒沢池ヒュッテの前で休憩してから大蔵乗越へと向かう。 ロープのある急な箇所を慎重に下って、左手に小さな池塘群が見えた。長助池というらしい。大蔵乗越の鞍部へ到着。 一息入れてここからが本番の一時間半急登で頂上まで。 樹林を抜けたり、巨大な岩塊をいくつか回り込みながら最後のロープを進むと、妙高山の山頂に到着した。最後が本当に苦しかった。 眺望はなかったが花が一面でゆっくりと休む。 帰りは燕温泉までが長くてクサリ場があったり岩稜をまくようにおりたり急坂でこれでもかこれでもかというくらい大変だった。 温泉が豊富な土地柄だけに風向きによっては硫黄臭い風が吹いてきたり温泉の成分が川にも染み出ているのか、河床が赤くなっていた。 赤倉温泉の源泉小屋までくればもうおりたも同然 俄然元気が出ておいしい温泉の源湯を一気に500mlは飲んでしまった。スキーのリフトが現れてきてとうとう燕温泉に到着。 「花文」というひなびた温泉宿で温泉につかりみんなで生ビールで乾杯した。おいしいおいしいビールだった。
登山の途中、あのフワフワと飛翔するアサギマダラに出会うと疲れも和む。アキノキリンソウの蜜を吸っているアサギマダラ(浅黄斑) チョットピンボケだけど・・・・・ こんなに標高の高いところなのに・・・・・。 海を渡るというこの蝶は上昇気流に乗り、空高く舞い上がり3000メートルの嶺をこともなげに越えて、 花があれば蜜を吸い、羽を休めては更に北へと旅を続けるんですって・・・・ この小さな体のどこにそんなパワーを秘めているのかしら? 不思議に思う。
|
|
|
|