|
2006/07/11(火)
黄龍
|
|
|
7/3〜7/10まで中国の黄龍・九寨溝の旅に出かけていた。 四川省の東北部に位置する黄龍は白や黄色の石灰岩でできた3000以上の棚田状の池が連なる、大自然が数億年をかけて造り上げた奇観で特異な生態系と世界でも稀な自然景観を有している地域であるため世界遺産に登録されている。 標高3500mの黄龍の空港に降り立ち、標高4000mの峠をバスで越えて行き3200mの登り口から高度差600mをハアハア息を切らしながら辛く苦しい登り道を耐えると頂上の五彩地は今までに見たこともない美しい澄み切ったコバルトブルーの水の色で迎えてくれて今までの苦しさはいっぺんに吹っ飛んでしまった。 五彩地は時間と場所に寄って、緑、黄、青、白、黒など水面がさまざまな色に変化すると言われている。 また高山植物が多くてレッドポピーやチベットアツモリソウが見られてすごく嬉しかった。名前も知らない花々がたくさんあって座り込んで写真を撮って急に立つと立ちくらみがして気持ち悪くなってふらふらとしてバランスを崩す。これが高山病だなと思いつつも又花があるとすぐに忘れてしまって何度も繰り返して 下へ降りてきたときには気持ち悪くなってしまっていた。 同行者18人中半分は高山病でこの美しい景色が見られずみんな途中でリタイアしてしまってぐったりと酸素を吸っていて可愛そうだった。
|
|
|
|