|
2006/05/25(木)
皮子平へ
|
|
|
伊豆スカイライン冷川ICを経て筏場へ向かう。 狭い山道で対向車が来たらすれ違えないような山奥で 林道入口まで2時間もかかる。 ゲートをくぐってからも駐車スペースのあるところまで40分。
皮子平は約3000年前に噴火によってできた盆地状の台地で特別な植物景観となっている。 植生遷移上貴重な研究材料であると「植物群落保護林」に指定されているという。 成長したブナ林の間に生育途中のヒメシャラの木が混在している写真を見て、この不思議なブナの林を一度実際に見てみたいと思っていていよいよ実現したのでワクワクとした気持ちで歩く。
薄暗い樹林の中を歩くと天城シャクナゲの木が何本もあってピンクの花を咲かせていた。 ミツバツツジも薄暗い林の中でひときわ明るく見える。 戸塚歩道の入り口から2時間くらいで待望のヒメシャラの幼木の林立するブナ林、皮子平に到着した。 ヒメシャラのつるつるとしたベージュの幹とブナの力強い幹が交錯し、それにヒメシャラの淡い若葉がベールのように漂っていてそこに木漏れ日が差して何か神秘的な感じだった。 不思議な不思議なブナの森だった。 ヒメシャラとブナの木に癒される一日だった。
|
|
|
|