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2005/08/31(水)
西穂山荘〜焼岳〜中の湯温泉
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5:00 目が醒めると雨 風もある。朝食を済ませ 雨具、スパッツをつけ出発、雨はあがってきたが 泥道と深い笹やぶのアップダウン 開けると左に霞沢岳右に笠が岳を見ながら進む 槍見台に着くが西穂岳方面は雲がかかり見えない 昨日登っておいて良かった。 あれだけ賑わっていた西穂山荘辺も、このルートでは2人しか会わない。
11:00 下半身泥だらけになって焼岳小屋に着く 昼食をとっていると小屋番さんがお茶をサービスしてくれる 雨具を脱いで焼岳展望台に登る、ワイルドな焼岳が迫ってくる がれた急坂を登り左に回り込むと鞍部に出る 今も荒々しい噴煙が上がる硫黄の臭う白い蒸気を横に見ながら山頂へ 。 焼岳北峰の山頂に立つと眼下にはコバルトブルーの火口湖、右には大正池、そして最高峰の南峰も 間近に見えた。しかしこの南峰は危険で現在では登山禁止 上高地の上には穂高連峰、残念ながら上部は雲がかかっている、左には笠が岳と素晴らしい景色だ
鞍部に戻り中の湯温泉へ向かう。 噴煙を背にがれ場を下り 名前の通りリンドウがあちこちに咲き乱れ紫色のような草原のリンドウ平を過ぎ、 樹林帯を下ると中の湯温泉旅館裏に出る、 焼岳頂上を14:10に出発して17:10 その3時間が倒木、水溜り、連続の悪路。 西穂山荘を朝の7時に出て夕方の5時半まで休みも入れて10時間 クタクタに疲れてしまって体力の限界だった。
綺麗な旅館なので泥靴、スパッツを車に置き部屋へ入る。 日本秘湯を守る会の温泉は気持ちよく本当に生き返ったような感じだった。 生ビールで乾杯して夕食を済ませると露天風呂からの満天の星も見ないで熟睡してしまう。
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