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2005/08/16(火)
山伏のヤナギラン
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今年も山伏岳のヤナギランを見たくて登ったが年々少なくなってきていて 特に今年の少なさにはびっくりしてしまった。 まさに数えるほどしかなかった。 以前にはこの一帯を鮮やかなピンク色に染めて余りの美しさに よく感動したものだった。 この写真からも見て分かるように熊笹が覆い尽くして ヤナギランの根を張らせないのが原因らしい。 このままで行けば段々衰退していって今に絶滅してしまうかもしれない。
安部奥唯一の2000m峰で亜高山性の巨木、シラカバやコメツガな どがあったり、ブナやカエデの大木の原生林の中を緩やかに登ると高原状の笹原が開け、 そこに咲くヤナギラン クガイソウ リンドウ シモツケソウなど高山植物の宝庫で、 信州のたたづまいを思わせるとてもいい山なのに本当に惜しい。
毎年同じ時期に登っているが今年はクガイソウも2,3本見ただけ リンドウもシモツケソウも数えるほどしか見られなかった。 すごく残念だった。
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