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2003/06/18(水)
ミュージカル キャッツ
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新「静岡市」の誕生を記念して劇団四季の『キャッツ』が静岡で上演される事になって今日の日を楽しみに待っていた。(PM6:30開演) 初演は1983年 もう20年間も公演していて2002年の4月には初演以来の総入場者数が500万人を超えたと言う事を聞いた事がある 四季のミュージカルは「オペラ座の怪人」に続いて二度目だったが、完全に四季の魅力にはまった。一歩会場に入ってビックリ 市民文化会館が、舞台設定となる都会の夜のゴミ捨て場に大変身 ネコの目線で作られた“キャッツ・ワールド”ガそこにあった。 ストーリーは満月の夜、ゴミ捨て場に集まった猫たちが人生を語り、その中の一匹だけが新しい人生を歩むことができる。長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。 再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰か。 夜を徹して歌い踊る猫たち。
振付・衣裳・照明・音響 舞台装置(特に星空が美しい)に猫たちは野性味が増してより猫らしく、より個性的でダンス、表情 歌が素晴らしくて猫の世界に引きずり込まれてしまう。 これぞエンターテイメントって感じ。 一人一人の個性が輝くダイナミックでシャープな踊り又マジックネコの“超人的”なジャンプや回転も目を見張る。 輝く月の光を浴びながら1匹だけで踊る白い猫の踊りは幻想的で、印象に残る。みんな体が柔らかくてしなやかな猫になりきっていて圧倒された。 特に良かったのは、やはり「メモリー」若い頃は売れっ子の娼婦だったけれど、年老いて孤独の中で生きているメスネコ のグリザベラ。 (ジェリクルキャッツにこの彼女が何故選ばれたのかは私としては疑問だけど・・・・) 人生のつらさや過去への郷愁などの思いを込めて、「メモリー」を歌いあげる。幸せだった過去を思い出しながら歌う。なんだか泣けてきそうに素敵だった。キャッツの主題になっている曲なので4回ほど中で歌われていたが歌がとてもうまくて素敵だった。 カーテンコールが何回もあって興奮が収まらなかった。
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