日常の何気ない出来事を〜つれづれに〜
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2001/10/30(火) K2 嵐の夏
著者名 クルト・ディームベルガー
1957年ヒマラヤの8000m峰に始めて挑んだブロード・ピークで
その初登頂の時に見た屹立するK2に魅せられほぼ30年後に
登頂してその夢を果たすが嵐に退路を閉ざされてしまう。1
986年K2で大量遭難が起き十三人が死亡するが 
その時現場に居合せた者としてその全容を自己の体験を
中心にドキュメントとして冷静に書いている。
ヒマラヤの持つ桁外れな危険 それでもクライマーはヒマラヤに殺到して行く。
自分なりの未知を求め自分なりの可能性を求めるクライマーの
業を感じた。クライマー達の最後は悲惨である、
それなのにどうしようもなく山に惹かれそこから離れられない男達の心情が哀切でありただただ泣けてしまう。
愛してやまないパートナーを奪われ凍傷で足や手の指を
無くそうとも尚それに匹敵するだけの頂上なのか?
彼らにとっては答えはイエスなのである
加藤保男さんや植村直巳さんの最後もこんなであったろうかと
思いを馳せると読んだ後もしばし呆然と考え込んでしまった


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