メイとマルの日記

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	2010/03/26(金) グーちゃんの赤ちゃんたち

三月も終わりになろうというのに空気は凍てつくような気がします。5分も外でじっとしているとすっかり冷えきります。
グーちゃんやぶーやんがごはんを食べに来る家の裏手はマゥちゃんが来られないと判断し、家の表にごはんを持って出ると
やつれたマゥちゃんが丸まって待っていました。前まではおねいちゃんの前でも平気でごはん食べてたのに・・・。
グーちゃんはおねいちゃんにすっかり気を許してくれているようで
「赤ちゃんを見てもいい？」聞くと、しぶしぶ倉庫の中に案内してくれておっぱいをあげるとこを見せてくれてました。
「匂いを覚えさせておいたほうがいいよ」おねいちゃんが教えてあげると赤ちゃんたちにそっとタッチしてたウェインでした。
「かわいい　かわいい　かわいい　かわいい」英語も忘れてウェインが呟いてました。
「かわいい」という言葉にあんなに優しい感情を込められることに感動してたおねいちゃんです。
「柔らかい、小さい、無垢な、いたいけな」そんなたくさんの言葉を「かわいい」を何度もそっとつぶやくことで
ウェインは赤ちゃん猫たちと自分自身にも伝えているようでした。
メイちゃん、マルちゃん、よこみねちゃんにもあんなひよひよの時代があったんやね～しみじみのおねいちゃんですよ。

	2010/03/25(木) がんばったね、グーちゃん。

昨日まる一日、グーちゃんがごはんを食べに来ませんでした。そんなことは最近一日もなかったことでした。
「グーちゃんの赤ちゃんが3匹うまれたよっ」ウェインが朝、よこみねちゃんに言ってたのは夢だったのかなって尋ねてた昨日でした。
そしたらやっぱりウェインはそんなこと言ってなくて、でもきっとグーちゃん、赤ちゃんを産んだんだねって二人で言ってました。
今朝、ウェインが倉庫を見たときはなんにもなかったそうです。
だいたい、猫が寒さから少しでも逃れられるようにって、ウェインがタオルなんかを敷いたダンボールを倉庫に置いといてたけど、
ぶーやんがたまに出入りするをの見るだけで、グーちゃんが使っている様子はなさそうでした。
今日の夕方になってごはんを食べにきたグーちゃんを
「グーちゃんちょっとやせました」ウェインが言って
おねいちゃんには前と同じに見えたんだけど、そういえばジャンプが軽そうだし、毛づくろいもできるようになってました。
倉庫へ入っていくグーちゃんを見て、！！！ウェインと二人、ああ！！！って目くばせしました、そして
「けっして覗いてはなりませんよ。でなければ、そこが安心ではないと思ってグーちゃんは出て行ってしまいますよ」
警告したおねいちゃんですが、何度めかにグーちゃんがごはんを食べに来たとき
そのすきにウェインに倉庫の中を見てくるように命じました。ウェインは興奮しながら戻ってきました。
「ぼくの人生であんなみ小さな生まれたてのねこを見たのは初めてだっ。よんひきいたよっ。まるいまるい顔だよ」
おねいちゃんと結婚することがなければウェインの一生は猫と何の関わりもなく終わっていたかも知れません。
ウェインと結婚しなければ出会ってなかった人や何かをおねいちゃんも今、佐世保で経験しているんですね。

	2010/03/07(日) 脳のどこで夢を作ってるんすか

夜になってさえ、ひきずってしまうくらい怖い夢を今朝方、見ました。
最初に見た夢がひどくて、でも、どこかで夢やってわかってるので、違う夢を見ましょうとしたら
違う夢もさらにひどくてそれが最初の夢とシンクロしてきたりして、夢の中でずーっと叫んでました。
もしかしたら、声に出ていたのかもしれませんが、かなり大声で叫んでいたはずなので
もし声に出ていたらウェインが起こしにきていたでしょうね。
11時に起きてきたらウェインが掃除してました。
おねいちゃんはいろんなものを並べるのが好きなのですがウェインはすっきりした部屋が好きです。
「テーブルの上にある物を片付けてね」言われたのでおねいちゃんが片付けを始めると、先を読まれたか
「移動は片付けって言わないんだよ」って言われました。
このテーブルからあのテーブルへがおねいちゃんのいつものやり方なのでしたほほほほほ。
最近、お泊りに来る銀ちゃんがずっと下痢をしているので牛乳をあげるのをやめてみます。
ガリガリだから太って欲しいんだけどね。朝から銀ちゃんの下痢掃除をするのはさすがにへこたれます。

	2010/03/06(土) じゅうぶんが流行語の我が家です

夜になって雨が降ってきましたが、昼間は風が強いものの春を思わせる陽気でした。
そんな日は家にこもっていたくないおねいちゃん、せっせと庭で草をむしったり落ち葉を拾ったりしてました。
もみじの木って、葉っぱ全部落ちるんだって初めて知りました。真っ裸になるまで、ほんとにきれいさっぱり
葉っぱ、無くなってます。もうひとつの葉っぱが赤い大きな木は、なんて名前か知りませんが、それらの葉っぱが
全部、落ちてたまっているところをご想像下さい。吹き付ける風もなんのその、落ち葉だけは飛んでいってくれません。
スーパーのレジ袋、9袋分になりました。でも、まだ、拾いきれていません。スーパーのレジ袋と言えば
「レジの人がなんか、ぼくにたずねてたんだよね。じゅー、なんとか・・・・」
いつものように一人で晩御飯の買い物に行ったウェインが悩んでいましてぶつぶつ言ってました。
「袋、これで、じゅうぶんですか？じゃない？」考えた末、おねいちゃんが言うと
「ああ、それっ！じゅうぶんってどういう意味？ああ、20年近くも日本に住んでいるのにぼくっておばかっ！」
それならばぜひ、日本語を学ぶ努力をしてください、思うおねいちゃんです。
そんなおねいちゃんも、英語が上手になったとは思われず・・・
京都にいた時、寝る前に毎晩、英語の本読みに付き合ってくれてたマルちゃんの代わり、だあれもいないんですよ。

	2010/03/01(月) 雨の中の幸せ

引っ越しを終えた会社で労働でした。
歩く時間が今までより10分短縮されて
片道25分で行けるし
大きな橋を渡らなくていいので
強い雨風の不安から
少しは解消されました。
フルートの先生から
誕生日のプレゼントにいただいていた
新しいスリッパを履いて
新しい事務所で
葛根湯にぼんやりしていた
おねいちゃんです。
長靴をはいて家へたどりついたら
窓からよこみねちゃんが
おねいちゃんを
どきどきわくわくしながら
待っていてくれました。
ひとりのときは
二階のベッドルームに
閉じ込められているのですが
ウェインがおねいちゃんが帰る
ちょっと前に帰って
出してあげてました。
走り回ってただろうに
おねいちゃんの足音が分かったんかな。
そんなふうに待っててくれた
メイちゃんとマルちゃんを思い出して
くすん、ってなってたら
『愛』の兜をかぶった人が
雨に濡れた郵便局の人によって
届けられました。
郵便局のおっちゃん、ありがとう。
修くん、プレゼントありがとう。
メイちゃんが
新しいおもちゃで遊んでるって聞いて
嬉しいです。
マルちゃんが
おっでんおっでん転がってるの
想像すると嬉しいです。
おねいちゃんを嬉しくしてくれて
ありがとう。
三月もこよなく
メイちゃんマルちゃんを愛している
おねいちゃんです。