メイとマルの日記

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	2005/03/29(火) メイちゃんのちから

おとついの朝、
「肩と太腿が
びんびんに張って
痛い痛いようううっ。
おねいちゃんの体
北斗の拳のケンシロウ様みたいに
なってない～？」
って起きてきたおねいちゃん。
昨日の朝も
「痛い痛いよう～」って
寝ながら自分で揉み揉みしてた。
「お気の毒ですとよっ！
ぼっくんもマッサージ
お助けいたしますとよっ」って
マル兄ちゃん、
寝てるおねいちゃんの背中乗っかって
踏み踏み踏み踏みしてた。
「重い重いよう～」って
おねいちゃんは寝ながら泣いてた。
慎み深い私は
陰ながらおねいちゃんの力になる女、メイちゃん。
昨日にょ夜、おねいちゃんの周りに魔方陣書いて
一晩中祈祷してあげた。
そしたら今日の朝おねいちゃんは
「あら、なんだか治ったみたい」ってゆってた。
おねいちゃん、マル兄ちゃん、私がついてる限り
あんたたちは必ず守ってあげてにょ！

	2005/03/22(火) listen to the raindrops

雨にょ日に
マル兄ちゃんと私が
じっとりおとなしにょは
雨にょ音聴いてりゅからにゃにょ。
うちにょおねいちゃん、お風呂大好きで
にゅるいお湯に
何時間でもつかってることができるにょ。
雨にょ日は
特に長いことお風呂から出て来にゃいにょ。
おねいちゃん、きっと
雨にょ音じっくりじっとりゆっくり
お湯にょ中で聴いてるんだと思うわ。

	2005/03/20(日) 歌をうたお

日が長くなってきて嬉しいなって空見上げたら、
お月さまの下、オレンジ色の飛行機雲がスーって
下降してくのがとても美しかったって
「あなた～に会え～たらな～まいに～ちだったらな♪」って
おねいちゃんはハイローズ歌いにゃがら帰ってきた。
「ねーねー、とよっとよっ、
自分に主題曲つけるとしたら、
何を選ばれますとよか？」ってマル兄ちゃんが聞いた。
「数年前からロイ・オービソンのプリティ・ウーマンが
おねいちゃんのテーマソングざます。
Pretty woman walking down the street♪
おおおおお、Pretty woman♪！！！」
「私にょ気分は
We will rock youかちらにぇい、クィーンよ。
We will we will rock you♪
We will we will rock you♪
へい、かもおおおおんんっ、
We will we will rock you♪！！！
ぜぃぜぃ・・・マル兄ちゃんは何しゃ？」って私聞いたら、
マル兄ちゃんすんごく真面目にゃ顔して歌い始めた。
「ソーリーベイビー
誰かさんみたいに
ぼっくんに明日見えないから
ソーリーベイビー
約束なんてとてもできたもんじゃないんだ
こんなぼっくんをうらむかねとよ？♪」
にゃんでシオンにょSorry Babyが
マル兄ちゃんにょテーマソングににゃんにょさ～って
おねいちゃんと私、思わずぶって吹き出しちゃった。
そしたりゃ、マル兄ちゃん涙いっぱいためてた。
ごめんにぇい、
ばかにしたつもりじゃにゃかったにょよう、
ほんとにょうううう。

	2005/03/12(土) ２度目もやはり気持ち良かったどす。

「ハンカチ忘れてコンビニで買ったら４００円もしたよ～」っておねいちゃん言った。「どうしても必要になると思われ・・・」
って、先週と同じ映画観に行ったにょう～？
「とってもいい映画だったんですとよね」ってマル兄ちゃん聞いたら
「う～ん、みんながそう感じるかは分かんない。たまたまおねいちゃんの今の心境にぴったりきたからだけかもね。
それに、リピーター割引でチケットが１，０００円になったし～」
にゃ～んて講釈たれてたけど、かわいいちっちゃいところの私から見ると、ほんとは、
最初は「顔、タイプじゃない」ってゆってた主人公の男の人にいれこんじっただけじゃ～にゃいにょう～？
ふゅふゅふゅ。はっはっはっはっ。

	2005/03/05(土) ああ～んっ

泣いてきたってぃ、
おねいちゃん。
「The Notebook」
日本版では、
「きみに読む物語」
日本語のタイトルの方がいいね～、って。
若い頃を演じた俳優と、
年いってからを演じた俳優の顔が
全然違うのが、
とってもとっても気になっても
おねいちゃんは
目と鼻から出る水を止められにゃく、
でも、隣に座ってた女の子も
ズルズル
ズルズル
いってんにょ聞いて
安心して
放水続けてたら、
映画終わった後
洪水ににゃってて、
おねいちゃんは
そにょまま流されて
お家まで帰ってきた。
主人公の女の子アリーが
途中で
どっちの彼を選ぶか悩んでるシーンで
「うう～っ、うう～っ、
はっきりせー、
ノアのとこに行ってくれぃ～」
って悶えてたらしーおねいちゃん。
おねいちゃんは、
どうすんにょさ。
どうしたいにょさ。
アリーは決めたじょっ！
http://www.thenotebookmovie.com/

	2005/03/04(金) bed on the wrong side

「ベッドの違う方から起きたみたい」
って、おねいちゃん言った。
「にゃんじゃ、それ」って、私聞いたら、
英語で「不機嫌」にょこと、そう言うんだってぃ。
「そういや、その言葉を初めて知ったのは
メアリ・ポピンズからだった」
おねいちゃん、本を出してきて
マル兄ちゃんと私に読んでくださったにょ。
「岩波少年文庫のメアリ・ポピンズも
ディズニーのメアリ・ポピンズもピンとこないんだ。
この本の飯野和好さんのがいちばん
イメージにぴったりなんだ」だってぃ。
「ベッドの違う方って、右、左、どっちぃ？」
って私聞いたら
「う～ん、その日によって違うんだよ、きっと。
今日は違う方から起きたから不機嫌なんだ、
だから明日は大丈夫なんだ、って思うと
ちょっとは気が楽になるでしょ。
今日はむっつり直せなくても」
そうにぇい～！言葉ってすごいにょにぇぃ。
って、うち、布団じゃん～。

	2005/03/03(木) でも、おとぎ話を夢見てますん、どぅふ～ん。

うちには、いやはれへんにょよ、おひなさん。
初孫にょおねいちゃんに買うようにと
ぶるぶるにょママが送ったお金は、
四畳半一間に暮らす貧乏画家にょ新妻が、
生活費に買えてしまったからにゃにょよ。
人形なんかいらなかったけどって、
おねいちゃんは言った
「悲しいのは、
確かにあったものが
なくなってしまうことだ。
愛しあった二人がいなくなることだ。
悲しいのは、
愛したものを
憎むようになっちゃうことだ」
おとぎ話は続かにゃいんだってぃ。
「確かに
あったものが
なくなってしまうのは
悲しいことですとよ」
マル兄ちゃんは
空になったお皿をじっと見つめた。
「それ、にゃくにゃってにゃいにょよっ！
マル兄ちゃんにょお腹に
しっかりきっちりぴっちり収まってんにょよ！」
って、私言ったら
「メイちゃんは小食のかわい子ちゃんなので
大食漢のでぶネコぼっくんの気持ちなんか
これっぽっちも分からんのですとよっ！」
・・・・・そんなおひなさんの日でした。