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2023/03/30(木)
灯台下暗しの桜
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「散るという飛翔のかたち 花びらは ふと微笑んで枝を離れる」
俵万智さんの短歌。
東京の桜は早くも今年は ちらほらと散り始めている。
昨日で4回に分けて行った シニアトレーナー講座が終わったし、 普段履きのスニーカーが どうも雨の日に踵が濡れると思ったら 履き倒していたので 穴があいていたので(苦笑) それを買いがてら、 どこかに桜を見に行こうと思ったが 花粉症の身としては そんなに遠くにも行きたくなくて 考えてみた。
そうしたらふと昔から、 電車の車窓越しに 5つ先の駅の踏切に差し掛かると 春はピンクが ちらっと見えることを思い出した。
ネットで検索すると 「大踏切の桜並木」として 区内では昔から有名だったみたい。 (;^_^A 踏切から荒川の土手までの 約800メートルに渡って 百本もの桜だそうで、 これは行くしかない! (^^)/
スナックが立ち並ぶ中々ディープな道を 通り抜けて大踏切に差し掛かると 桜並木が始まっていた。
結構太い幹と立派な枝ぶり。 でも地元の人だけが歩く通りで 俵さんの短歌のように 千住のソメイヨシノは 微笑みながら静かに枝から離れていた。
アメブロのほうに先日、 「ソメイヨシノはクローンということは 各地の桜は一つの株から生まれた 同じ桜ということ。 みんな同じ桜を観賞する春」 というようなことを書いたが そのイメージがまた脳裏をよぎった。
そして数年前に大分よぼよぼになった 父と母と見た築地の桜も同じ桜で これはきっとあの日にも 繋がっているんだなぁ、 なんておセンチなことも考えて鑑賞。
恥ずかしながら足立区に 半世紀以上住んでいるのに 灯台下暗しのピンクのトンネルだった。
【補記】 (1)認定講座制度11周年を祝う ファンミーティングを来月、 オンラインにて無料開催。 有資格者対象。
詳細は(4)のアメブロで (2)3/1付でHP更新 http://oneself.life.coocan.jp/
(3)認定トレーナーの開講日程 を3/27付で更新 http://orion-angelica.jp/oneselfcard/
(4)この内容とはまた違う観点で綴る 「ワンセルフカードの広場」 https://ameblo.jp/oneself2012
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