つれづれ気まぐれ乳がん体験日記
進行がんと共に生きる研修講師が綴る日々の気付き
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2022/08/29(月) 気力も体力もない時は
金曜から始まった22年ぶりの化学療法。

41歳だったあの頃と
還暦を過ぎた身としては
まず体力が違うし、
抗がん剤のブレンドも当然異なる。

だから出てきた副作用も随分違った・・・。

22年前は3クール目まで楽勝だったので
舐めてかかっていた・・・。

今回は目まぐるしく変わる症状。

初日の金曜は帰宅すると変な浮遊感で
疲れているのに中々寝付けず。

翌日は吐き気止め薬のせいか、
異様な喉のせばまりで目が覚めた。
外はカンカン照りなのに
妙に寒いので体温を測ると
35度なかった。
(土曜の東京は最高気温が34度)
そして夜になると今度は微熱でフーフー。
(-_-;)

昨日の日曜はひどい肩コリと倦怠感と
早くも出てきた骨髄抑制で
足のかかとの骨が痛くて
バレリーナのようにして
(;^_^A
家の中をつたい歩き。。。
(前は全ての関節が痛くなり、
 リューマチおばあさん状態に)

それでもこうして
「前は〜」と書けるところが
私の強みと自分を励ます。

というのは松下幸之助さんの
生前の言葉が記された
『一日一話』の中に、
 ”人間の「実行力」を支えるものは、
 「気力」「体力」「経験(知力)」だ”
 という説話があったから。

理想はこの3つがあると
いいんだろうけど、
今は気力も体力も減少なので
唯一我が手元に残っているのは
この病に対する「経験値」。
(^^)/

例えば
「副作用は出るけど
 治療が終われば
 必ず潮が引くように収まる」とか
「人生はどん底の後には
 上昇のサイクルがやってくる」等など。

よく満足度の例えにされる
コップの水の話があるが
こういう時は圧倒的に
「今日は、これだけ、
 やったじゃん!」的な
 思考が大事とつくづく感じる。

今日の私は
昨日できなかった洗濯をした。

そして夕方になったら
バナナが食べたくなったので
つま先立ち歩きで
近所のローソンに行ってきた。
(^^)/

さて明日はどんな日かな?

と、思えるのもまた
進行性乳がんを22年生き延びた
「経験」により
磨かれたスキルの一つなのでは?と
自分を褒めてやっている夜。

【補記】
(1)8/1付でHP更新
   http://oneself.life.coocan.jp/

(2)認定トレーナーの開講日程 を8/28付で更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   https://ameblo.jp/oneself2012/


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