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2021/05/09(日)
悲しみ、抑えて抑えて
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「生きる、しかばねよ」と 大正生まれの施設に入っている その人はGWの最終日に 電話をしてきて さめざめと泣いていた。
それは父の従妹のおばさん。 独身で自身の弟と妹のほうが 先に亡くなってしまっていて、 まるで自分の未来図のよう。
よく人が亡くなることを 「宇宙に還っていく」 という言い方をするけれど、 その通りなのかもしれない。 だからおいそれとは帰ってはいけない。 というか神様は帰らしてくれない。
なんてことをここ数日は おばさんの泣き声で リアルに実感していた。
そうしていたら 今日夕飯の支度をしながら 流していた台所のラジオから 聞き覚えのある哀愁のある声で 「抑えて 抑えて 抑えて 抑えて 悲しくなるのを 抑えて」 という歌が流れてきた。 それは忌野清志郎さんが 訳詞をしたという アメリカの古い曲らしい。 不覚にも流れる涙。
鼻をかんでいたら こんな私を見透かしたかのように 友達から日本酒が到着。
「人の縁」という言葉がある。 それは今の私には家族ではなく、 遠い所に住んでいる人だけど、 こんなふうに心を明るく 照らしてくれる人。 1人くらいでいいから、 そういう人が居てくれることは、 本当に何よりも感謝すべき、 幸福なこと。
そんなことを痛感する 母は宇宙の母の日の夜。
※清志郎さんの歌声は 「500マイル」という曲。 ご本人ソロもあるようだけど ラジオで流れたのは HIS(ヒズ)という 細野晴臣さんと坂本冬美さんという 三人の頭文字をとったユニット。 ↑ 検索すると聴けるけど 物悲しくなるから心して。
【補記】 (1)5/1付でHP更新 http://oneself.life.coocan.jp/
(2)認定トレーナーの開講日程 を4/27付で更新 http://orion-angelica.jp/oneselfcard/
(3)この内容とはまた違う観点で綴る 「ワンセルフカードの広場」 https://ameblo.jp/oneself2012/
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