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2020/04/18(土)
表紙の美しさに惹かれて
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食材の買い出しの帰りに 昨日は久しぶりに 本屋にも寄ってみた。
というのも過剰な不安と 批判を持ち寄るテレビや ネットのニュースを ついつい見てしまうので 仕事と関係ない本を 読もうと思って。
店に入ると表紙に 雪原にアリンコのような 点が描かれた本に目が行く。 そういえば数年前に春樹氏が 訳していた本だと気づき即購入。
※『極北』 (マーセル・セロー:著)中公文庫
朝から大雨なのもあり この人類の終末を描いた世界に ずぶずぶと潜っていた。
店で惹かれた表紙の黒い点は ロシアのある集落を歩く 生き残った女主人公の姿だった。
この設定が今の世界の状況の 最悪のなれの果ての メタファーのようで興味深い。 私は好きな本は遅読派なので この本もちびちびと読み まだラストは?。
とにかく現実は じりじりと増える コロナ感染者数。 そしてそれと共に、 経済か命か?、 自由か自粛か?等、 様々な天秤が 空に吊るされている。
新しいバランスが このウィルスから もたらされているとしたら とてつもなく大きなものだと思う。 だからまだまだ 夜の闇の中じゃないかな。
18日の日めくりの言葉は 「雨もいい」だった。 そうね、しばらくは 心身を整えて今日のような 「雨の日の読書」の 気持ちで暮らしていこう。
【補記】 (1)4/1付でHP更新 http://oneself.life.coocan.jp/
(2)認定トレーナーの開講日程 を3/27付で更新 http://orion-angelica.jp/oneselfcard/
(3)この内容とはまた違う観点で綴る 「ワンセルフカードの広場」 https://ameblo.jp/oneself2012/
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