つれづれ気まぐれ乳がん体験日記
進行がんと共に生きる研修講師が綴る日々の気付き
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2018/06/08(金) 虹の橋、光の人、お空、星になる。。。
この1週間は息をつめて暮らしていた。
いつ、病院から知らせがくるかと。

スマホを斜め掛けポシェットに入れ。
肌身離さず持ち歩き、
お風呂は小さく扉を開けて着信音が
聞こえるようにして入っていた。
ご飯を炊いている時は正直、
今訃報が来ると「困るな」
と思ったりもしていた。

そして朝、シーツを干したところで
携帯の着信音。
はじけるように取ると
母のモニター数値が
大幅ダウンとのことですっ飛んでいく。
しかし昼過ぎには少し安定し
夜中までの長丁場になるかもとのことで
いったん帰って
ヨーグルトなんかを食べて
エネルギー補給していたら
「呼吸停止」の連絡が16時に。

母らしい幕引き。
というのも昨秋に父が
誰にも看取られずに逝ったと告げたら
母は「私もそれがいい、
みんなに覗きこまれながら行くのは
しんどいわ」と言っていた。

母の意識が無くなったこの1週間は
毎朝、弟と
母は「好きだった成城石井で
買い物をしまくっているのでは?」とか
「小舟が怖くて嫌いだったから
三途の川の端っこで
躊躇しているんだ」とか話していた。

こうやって人は物語を紡いで
その中に入り込むのだろう。

虹の橋や天国やお空という
素敵な言葉を昔から人は創作して
その場所と今をつなげて、
オリジナルの物語を
描いてきたのだろう。

だからあの世を身近に感じると
人は誰でもすばらしい芸術家。

これからも私と弟は
涙を紛らわすために
母と自分たちの物語を
少しずつ創っていくのだと思う。

ちょっとしめっぽい今日の日記を
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

画像は母がこの一年、施設でせっせと
ぬっていたぬり絵と
レクリエーションで作ったらしい
六芒星。
ちょっと曲がっているところがご愛敬。

【補記】
(1)会社のHPを6/1付で更新。
   http://oneself.life.coocan.jp/

(2)5/26付で認定トレーナーによる
   全国のワンセルフカード セラピスト認定講座の
   開講状況を更新
   http://orion-angelica.jp/oneselfcard/

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   http://ameblo.jp/oneself2012/


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