つれづれ気まぐれ乳がん体験日記
進行がんと共に生きる研修講師が綴る日々の気付き
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2017/09/08(金)
白露の明け方の旅立ち
(Facebookには当日に書いたのだけど)
二十四節気の白露の明け方に父が急死。
朝5時半に自然に目が覚めたので、水を飲みつつ
目覚ましの鳴る6時まで「ちょっと横になろうか起きようか」
と考えていたら鳴り響いた電話音。
病院か施設からの「よくない連絡だ」と覚悟を決めて取ったら
父の病棟からで容態急変でなく「心肺停止」との言葉に
頭の奥がしびれつつも腹をくくってスタートした私の長い長い一日、
それが9月7日(水)だった。
病院の話では普通病棟に入った父は朝4時の見回りでは
数値は安定していたそうで次の5時半の見回りで
心臓が止まっていたそう。
誰も死に目にあえず、誰にも看取られずの旅立ち。
不憫な気持ちがこみあげるが、迷惑や心配されるのが
嫌いな父らしい天国への引っ越しだったとも思う。
1週間の入院だったのでそれも「家で死ぬ」と
言い張っていたからよかったとも思う。
Facebookに書いた私の一言を何名かの方が感心してくれたが、
あの表現はオリジナルでなく、下記の小説の中の
私の好きな一節。
↓
オバアチャン ノ タマシイ
ダッシュツ ダイセイコウ
〜『西の魔女が死んだ』梨木香歩:著(新潮社)より〜
フェイスブックでは父の亡くなった直後に「大成功」と書くと
誤解を招いたり、諭してくる(?)人もいるかもと思って
「大成功」とはさすがに書けず、「脱出」としか書けなかったが
2日経った今は心底思う、「父の魂は地球脱出、大成功した」と。
きっと今頃ずっと痒かった湿疹から解放され、
足も自由に動いて大好きだった京都や故郷の
呉を飛び回っていることだろう。
「天国に迷わずに行けますように」
と書いてくれる人もいるけど、
私は「魂は迷うわけない」と思っている。
父の肉体は無くなり淋しいのは事実だけど
自分と父の魂はかえって近くなったはず。
だって魂と魂は距離やさえぎるものはなく、とても自由なのだから。
とはいえ終活度は幼稚園以下の我が両親で後始末が
もう天文学的な雑用の山。。。。。
と父の魂に愚痴を言っているこの2日間。
苦笑。。。
【補記】
(1)上述したように父が亡くなりましたが
カード発送や認定書発行などの業務は
通常通り行っています。
(2)会社のHPを9/2付で更新。
http://oneself.life.coocan.jp/
(3)8/29付で認定トレーナーによる
全国のワンセルフカード セラピスト認定講座の
開講状況を更新
http://orion-angelica.jp/oneselfcard/
(4)この内容とはまた違う観点で綴る
「ワンセルフカードの広場」
http://ameblo.jp/oneself2012/
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