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2013/08/25(日)
この時代にカラーを学ぶ意義
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“「人間にはみんなそれぞれに色がついているんだが、 そのことは知っていたかい?」
〜村上春樹:著 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 (新潮社)より〜 休暇中に一気に読んだ春樹氏の新作は 題名に「色彩」という言葉が入っている。
世界中で注目されているこの小説家でさえ、 色からの世界の読み解き、人物像の把握、 そして人間関係の修復を試みているように 今の時代、色彩心理を学ぶことは どんな職業でも、男性でも女性でも、 必須のことなのではないか?と再度痛感。
この小説には色が入った苗字の人物が出てくる。 (勿論、単純な人物像の描き方はしない春樹氏だけど) カラーセラピーの知識で見て行くと 登場人物が目の前に生き生きと浮かび上がってくる。
主人公は苗字に色を持たない。 彼を取り巻く元クラスメートの苗字には 全員、赤、青、黒、白がつく。 色の分け方は様々だけど、 あえて私なりに考えると古代中国での 陰陽五行説(木、火、土、金、水)からの類推はどうだろう? すると黄色が抜けている。 黄色の色=中央が抜け落ちているので 彼らはバランスを欠いた人間関係になり、 その調和を取り戻すための主人公の心の旅、 と見るのはどうだろうか?
などと勝手な憶測はさておき、(*^_^*) 週末はTCカラー関係の講座開催。 いつもは一人でやっているから 写真が自分のは撮れないというか、 セルフタイマーとか面倒で、全くやらない。 (講座をやっていると どっぷり入ってしまう単細胞な私。。。) でも昨日は参加者の方が撮って下さった。 わ〜い。 (@^^)/~~~
素敵な感想もブログに書いて下さっている。 埼玉でセラピストのイベントをお仲間と開催している Naokoさん → http://ameblo.jp/ring-rainbow24/entry-11599161863.html ありがとうございます。
<追記> 日本の仏教の五色(ごしき)もあるが その前進になるのが古代中国の「陰陽五行説」。 今の私たちの色の感覚とは少し異なり、 木─青、東 火─赤、南 土─黄、中央 金─白、西 水─黒、北 となる。
他にも二元論や四元素論等など。 古代の人の智恵と色の関係は面白いよ〜! 詳しくはTC公式勉強会、チャプター4からね〜!
【補記】 (1)TCカラー関係の講座、勉強会の詳細 http://homepage2.nifty.com/oneself2001/color.html
(2)会社のHPを8/21付で更新 http://homepage2.nifty.com/oneself2001/
(3)公開講座のカレンダー http://www.orion-angelica.jp/oneself/index.php#googlec
(4)この内容とはまた違う観点で綴る 「ワンセルフカードの広場」 http://ameblo.jp/oneself2012/
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