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2011/06/21(火)
転移?!、いえ。。。
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“祈って 願って しがみついて 感謝して。
医者の言葉に一喜一憂。 10年を生きたような一日。 帰り道はどこもかしこも宝の道になる。” by マサコ
今日はがん11年目の検査の結果を聞きに行く日。 数日前から実は落ち着かなくなっていた。 本当は今日の午後に打ち合わせを入れていたのだが、 私の胸のセンサーが、 「午後は約束を入れないほうが安全」と告げている気がし、 先方には迷惑な話だが、理由はぼかしてキャンセルしておいた。
さてD先生のクリニックに午前中に着くと先生の表情は硬い。 やっぱり? 「え〜〜〜、何?何?、早く言って下さいよ〜!!」 と心の中でわめく私。
「骨の検査で、過去にも何度か映った黒いものが また出ているので詳しく検査をしないとね」。
がが〜〜〜ん。
でも冷静な自分が 「骨シンチの検査は虫歯でもなんでも黒く映すんだから。 腫瘍マーカーは順調に推移しているしね」 と心の中で分析しつつ、口の中は妙にネバつき、息が上がる。
D先生曰く「最近提携を取っている画像診断の個人病院が ここから30分くらいの駅にあるので、これから行きますか?」。 勿論首を大きく縦に振り、その場で紹介状を書いてもらい、 昼前にはひなびた見知らぬ駅に降り立った。 銀行をみつけ、お金をおろしながらも 「一体、今日のこの検査と画像診断には いくらかかるのか?」とオタオタとイライラがないまぜになる。
待って待っての診断結果は「肋骨が数ヶ月前に骨折していて、 それが自然治癒した跡のよう」とのこと。 心当たりをと聞かれるが当初は?で、結論は冬のひどい咳。 化学療法の後遺症で骨がもろくなったままで、 自分のたかだか咳でもあばら骨が折れたのだった。
「痛みは感じなかったか?」と聞かれるが 何も感じなかった。。。。 というか、常に右胸の全摘出の違和感と痛みと共に 伴走すること11年。 胸はいつもいつも痛いのが私の日常なのだ。
MRI画像を何枚も撮ったのでと覚悟していたら 「1990円です」と聞き、ヘナヘナとなる。 大学病院での検査で払うお金は一体何なのか? あれは造影剤が入る全く別の検査だから高いのか。。。 朝から午後3時過ぎまで昼ごはん抜きで、 暗いトンネルの中のような時間だった、
オフィスに一旦、戻り、 長い長い、夏至前日の日が暮れた。
【補記】 (1)明日は夏至、明後日は13の暦では「水晶の日」。 そんな記念すべき日にパステル画を描きませんか?
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