つれづれ気まぐれ乳がん体験日記
進行がんと共に生きる研修講師が綴る日々の気付き
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2010/10/24(日) 240名に話す体験
“続けてきたこの仕事の中に小さく、確実に光が差し込む時がある。

 それはまるで森の中の池の水面に輝いている光みたいに。

 どこにいても、私はそれを忘れずにいたいと思う。

 そうすれば迷うことはなさそう。

 そうすればいつかもっとその光の中にに近づけそう。”by マサコ


今まで大学での少人数の勉強会、研修はやってきたが必須科目としての授業は初仕事で昨日はそれが2コマあった。
今まで120名の前で話したことはあったが、246名という人数は初。

学校からのリクエストは
「生と死を見つめ、生きることを再度、考える、そんな授業を」「階段教室なので、動いて何かやるのは無理です」
「薬学部の2年生なので、難しくなく、退屈しないような内容を」等など、というもので、
実はああでもない、こうでもないとこのところずっと考えていた。

さてそんな昨日、指定された教室に早めに行く。

階段教室、出席名簿、緑の黒板、チョーク、そして若者が集まった時の独特のムード。全てが懐かしい手触りと匂い。
しかし、教室内は結構ざわざわしている。

企画して下さった薬学部の教授が気を使って「静かに、静かに」
と言うがあんまり効果なし。。。
ざわざわ。。。。

思えば自分も大学の時の階段教室の授業なんて聴いてなかったなぁ…。
でもそんな20歳の自分は「もっと情熱を持って話す大人の話なら聴いてやってもいいよ」
と思っていたことを思い出し、腹をくくって、えいやっ!、と教壇に乗る。

そしていつもの(?)マサコ節でやっていったら、どんどん静かになって聴いてくれる学生が目に見えて増えていく。
それは心躍る光景だった。心の底からムフフ〜と笑いがこみあげそうだった。
気を良くして教室の後ろに進むとさすがに後ろに陣取る学生はびびっていた。それは、まぁ、仕方ないね。

二つの連続授業が終わった後は、10数名もの学生が階段を下りてきて、教壇の周りに集まってくれた。
感想や質問を話してくれる。感無量。

しかし興奮さめやらぬまま、ダッシュでオフィスに戻り、クローズドのセルフ・セラピー・カードのヒーリング・カフェ。
8名もの人が狭いオフィスに集い、熱心にカードセラピーを体験。
のっけからカードを見て涙を流す人もいて、すごい盛り上がり。

終わった後はアシスタントとして入ってくれた卒業生二名と
秋葉の居酒屋で飲み、喋って、笑って、満月の夜は更けていった。

わが人生で、ある意味、最も長い一日だった。「わが人生に悔いなし!」と、石原裕次郎のような気分の一日だった。

【告知】
今日の告知は私の宣伝でなく、私のカード講座の卒業生であり、
ホリスティック医療、そして催眠療法の権威である、
ドクター、萩原先生がまた新たな本を28日に出しますのでそのご案内です。
誘導瞑想のCDがついて、おしゃれなイラストで素敵な装丁の本。
中身もQ&Aや実際のやり方など、とてもわかりやすいですよ。

   ↓

 『前世療法体験CDブック 〜医師が行う驚異の催眠療法〜』萩原 優 (著)  マキノ出版 1470円

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