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2010/01/20(水)
有吉メソッドで濃い仕事を乗り切る
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昨日は朝からのカード講座を終え、 ダッシュで千葉へ次の仕事のために向かった。 勤め人時代を入れれば四半世紀にもなる研修講師人生で 最大に濃い仕事のために。
それはお世話になっている大学の教授陣対象の コミュニケーション研修。 教授の方々はものすごく多忙なので、当初6名くらい? とのことだったが、結局はその倍の人数が集まっての開催となった。
題して「メンター教授研修会 “メンターとして知っておきたいコミュニケションの 8つのポイント”」。(我ながら、いかめしい〜)
先月に仕事の打診が来てから実は内心どぎどきで、 初詣の神田明神にもこの成功を姑息にもしっかと祈っていた。 しかしある言葉を思い出したら、心が落ち着いていった。
それは芸人、有吉君の「アメトーーク」での一言。 確か昨春くらいの「今年が大事芸人」という特集。
「ブレイクするっていうのは、 バカに見つかるってことなんですよ。 ブレイクしないってことは、 目利きの、ちょうどよい加減の人に面白がられるってこと。 見つかっちゃだめなんですよ」
ついつい目先のことに走りがちな自分に はっと目を覚まさせ、腹に力がみなぎる深い一言。
ちょうどよく、ものすご〜〜い目利きの素敵な方々に 見つかりつつあるまだまだ発展途上、未熟者の私。
さて、研修は参加者全員がバリバリ理系の方々だから 質問とかいっぱい来るだろうと想定し、 随所に質問は?とたずねながら進行したが、なかった。 ほっとしかけて終えようとしたら、 ロマンスグレーのいかにも学者という男性がやおら手を上げた。 平静を装いつつ、身構えた。
「ワンセルフとはどういう意味ですか」
ふ〜〜〜。ヘナヘナ〜〜〜。
心の中で 「それはね、冒頭の自己紹介で述べたんですよ…」とつぶやきつつ、 説明して、無事に終了。
津田沼の夜空に浮かぶ騎馬民族が持つ刀のような 切れ長の三日月が昇るのを見つつ感無量で帰途に着いた。
今日、先ほど「よい反響メールが多数集まっている」と 開催して下さった先生から感想メールの転送をいただいた。 やっと枕を高くして今夜は眠れそうだ。
補記:この前、メルマガにも有吉君のことを書いたりして、 どうも彼の言動が気になる私。 http://archive.mag2.com/0000073726/index.html 1/11の冒頭コラム
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