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2009/09/10(木)
無くてはならぬ
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昔、子供の時に一時、荻窪に住んでいたころ、アパートが一緒で遊び仲間だった男性が 実はうちの親の仕事の会計士をずっとしてくれている。
その会計士さんのお子さんは成人し、フルートを吹くことを生業にしている。 中学の時にブラバンでフルートに出会ってオーケストラ奏者などを夢見たようだが、 今は葬儀屋とタイアップしてお葬式や法事で故人の好きだった曲を吹くそうだ。 その娘さんに私は会ったことはないが仕事は忙しいようで、 それを語る会計士であるM君の顔は親としてとても幸せそうなのだ。 会計士を継いでくれないとか、そんなのは関係なさそうだ。
その娘さんにとって音楽は好きか嫌いではなく、 「無くてはならないもの」らしい。 成功するかどうか、それで食べていけるかどうか等、ついまわりは社会的な分別によって心配するけれども、 「自分にとって、無くてはならないもの」を掴むことは、人生の大半を占めているのでは?とつくづく思う。
自分にとっての何かが、"無くてはならないもの”に発酵していくには 時間の蓄積や人や物との出会いも必要だと思う。 だから、なかなかそれを持てない人も多いとも思う、
でも何か一つでも打ち込めるものがあるかどうかは運というより、 それまでの時間の積み重ね方によるところが非常に大きいと思う。 そしてそれは小手先の処世術や名刺の数を重視する世界とは対極にあるものだとも思う。
などと、仕事前にこんなことを考えるのは 去年、和(NAGOMI)アート http://www.pastel-nagomi-art.com/index.htm と自分も出会い、 今年からお絵描きコーチングやインストラクターの講座を開催し、日々パステルの新しい世界に触れた人が 少しずつご自分の人生を新しいやり方で切り開いたり、描いた絵を通してご縁を進めているからだ。 今朝もそんなうれしいメールが来ていてすがすがし朝。 今朝のメールの人は自宅を片づけて教室をスタートさせる準備をしているそうだ。 うれしいな〜!
写真は先日の和(NAGOMI)アート準インストラクター講座の模様。
追記:(宣伝告知) (1)今日はお絵描きコーチング。 今日のは満席。13日やお彼岸編はまだ空きがあります。 街の灯り編 http://8258.teacup.com/masakosahara/bbs/318
お彼岸特別編 http://8258.teacup.com/masakosahara/bbs/319
(2)和(NAGOMI)アート準インストラクター講座は 10月からの3期生を募集中。 http://homepage2.nifty.com/oneself2001/art.html 正インストラクターになる道もございます。
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