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2009/04/30(木)
魂は既に遠くに行った気分
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GWはここ何十年も混んでいるので遠出はしないと決めている。 小さい子供がいるとそんなことは言ってられないんだろうが…。
子供の頃、40歳以上の女性で独身の人を見ると 何となく先細りで、自分勝手な人生の寂しい終りと思って見ていたが、 いざなってみると、そんな寂しくもない。 といっても小躍りするほどでもないけど。(*_*;
と、つらつら考えるのは一昨日、昨日と連日開催した 『お絵描きコーチング:GW編』には 2日間で3組のご夫婦、そして1組の親子、 計4組のご家族が参加したから。 (お一人での参加者ももちろん何名かいらしたのだが) これはワンセルフには異例のこと。
二人組でいらしても、 席が近い方もいれば離れて座る方もいらしたが 瓜二つのような色使いで似た絵を描くか、 あるいは見事に捕色で描くか どちらかのパターンだったのが興味深い。
補色は隣り合わせになると際立って綺麗に引き立てあう。 でも混ざり合うと濁ってしまう。 家族、ひいては人との関係って、きっとそうなんだと思う。
しかし、準備のちょっとした絵を描いて、 即、本番の絵に移行し、 「自由に色や構図は変えて選んでいいのだ」と言うと、 人はこうもクリエイティブで独創的にになるのか?と思うほど、 2時間でみなさんそれぞれ芸術家に豹変して いろんな光景のおぼろ月夜を描き出していく。 そのどれもがその人にとっての魂の故郷のような景色。 2日開催したので、私は10数枚それらをたっぷり観賞できた。 どこか遠いところをいっぱい旅したような気持ちになった。
思うに、人はどうせどんなに頑張っても、 人生の構図は自分の目でしか切り取れない。 だったら潔く自分をつきつめていったほうが早いように思う。 いろんな意味で遠くに行くにはそれしかないんだと思う。
画像は久々参加のRさんとご主人の作品。 色使いや塗り方が対照的で、 並べると連作のようで美しい!うっとり。
追記:お絵描きコーチング概要 http://homepage2.nifty.com/oneself2001/schedule/coaching.html
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