|
2008/07/04(金)
春樹氏風ハンバーガー
|
|
|
どんなに備えても予想外のことが起きるのが人生。
これを言ったり、書いたりするのは簡単だけれど、 実際に体験し、体で実践することは本当に大変だ。
このところ、どちらかいうとネガティブ予想外事件続きで、 へこむ。(^_^;)
たとえば
ある人とある人の架け橋をしたのだが(したつもりだったが)、 片方がアポイントを間違え、実際はもう片方にご迷惑をかけ、 私の顔までつぶれた(感じがする)。
次の本の企画はあきらめていたとはいえ、正式に 「最後の役員会議で撃沈、残念」との 正式報告が来て悔しさ倍増。
コラム連載している雑誌「がんサポート」 http://www.evidence-inc.jp/ で初の駄目出し2回。 そして挙句に編集者のミスで来月号には載らない事態に…。
日頃は「ありがとう」が大事だと言っていた人が 「雇ってやっていたんだ」と 周りの人のことを言い出してビックリ。
などなど。。。。 (ーー;)
さて、そんなときは「おいしいもの、肉を食べるに限る!」が 私のポリシー。 (がん患者だけど、いいのっ!、肉が好きっ!)
仕事の打ち合わせで行った青山一丁目で路地裏を フラフラと歩いていたら本格的なハンバーガー屋、発見!!
こよなく愛し何度も何度も擦り切れるまで読む村上春樹氏の 小説のいくつかの中で 『ダンス・ダンス・ダンス』(講談社文庫)の 暗記(?)してしまうくらい好きな文章。
“肉がかりっとしてジューシーで、 トマト・ケチャップがとことん無反省で、 美味しく焦げたリアルな玉葱のはさんである 本物のハンバーガー」
本筋とは直接関係ない食べ物の描写だけで 読者の心映えを変えてしまうってすごいと思う。
そして、入ったお店のハンバーガーは高額だったけど まさにこの描写、そのものだった。
ちょっと元気になってきたと、今日の夕焼けを見て思う。
追記;こんな精神状態のときに、今週、映画「告発のとき」 http://www.kokuhatsu.jp/ を観てしまったのも よくなかった。よい映画です。でも重いです。。。
|
 |
|
|