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2008/04/19(土)
象ベル
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カウベルならぬ、象ベルというのを 伊豆高原のひょっこり入ったギャラリーでみつけた。
と、メールに書いたら「見たい」と数名かの方から リクエストがあったので、お披露目。
坂の上のジブリの映画に出てくるような小さなギャラリーに 食器にまぎれて、色々な鈴が並んでいた。
その中でひときわ低く枯れた音で鳴る鈴を触っていると 店主が近づいてきて 「象ベルと言います。 象は繊細な動物なんで高い普通の鈴の音色だと 調教できないので、一段低い音が出るようになっているのです」 と説明されて、ふらふら〜っと買った。
伊豆から帰ってくると立て続けに、 仕事が思うように行かないことが3件続き、ちょっとイライラ。 私は悩み事があると、くよくよする、というより イライラするほうが多い気がする。
象ベルの渋〜い音を聞いていると そのイライラがだんだんと落ち着いていく(気がする)。
そして自分の中に湧いてきた言葉。
”人間っていうのは不愉快な時ほど、変化の時。 イライラを生き切ってみたら、きっと何かが変わる。”
チリリ〜ン、チリリ〜ン。
雨の坂を一人上って 鈴を買いませう
水が温んで 葉っぱの緑も色づいていきませう
象ベルのどこかに 神の化身が潜んでいませう
中也の真似してみませう なかなかいいでせう
せうの使い方まちがってませう (^_^;)
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