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2006/07/02(日)
天国のすいか体験
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友人が最近“スウェット・ロッヂ”なるものに ハマっているという。(ネイティブ・インディアンの儀式の 一つでドーム型テントの中央に真っ赤に焼けた石を運び、 それにリーダーがハーブと聖水をかけスチームバスのような 状態を作る、というもの) 丁度昨日、それがあり彼女も行くと言うので早起きをし、 恐る恐る連れて行ってもらった。曇り空の山梨県にある その施設には早朝から今回も約20名もの男女が集まっていた。
初めての人には簡単な説明があったが、その中で実は 怖がりの私を怯えさせたのは「ハードなサウナのように なりますが、祈りの言葉『All My Relations. (私につながるすべてのものたちよ。本来はラコタの言葉 で「ミタクエ・オヤシン」と言うそう)を唱え、頭を下げて いると不思議と苦しい気持ちが遠のいていきます」。(@_@;)
確かに2ラウンド目は相当に熱気で修行状態。しかし、 3ラウンド目は意外に平気だったので、勇気を出し無謀にも 車座の前列での4ラウンド目。ものすごい荒行状態。(^_^;)
説明されたときのことを思い出し、頭を下げ 「オール・マイ・リレイションズ!、 出会ってきた人、もの、全てありがとう!」と思っていると 確かに辛さがまるで違う。そのうち思考停止の中で 出てきたのは、なぜか、通っていた小学校の用務員さんの姿。 そして校門の横にあったつましい彼と家族が住んでいた家。
4ラウンドが全て終わり、近くの小川で朝から冷やしていた 大きなすいかを切り分けてもらった。丸ごとのすいか、 切りたてのすいかを食べるのはいつ以来だろうか? 大量の発汗の後のすいかをむさぼり食べながら、改めて 「私はたくさんの人に守られ、助けられてきたな〜」と思う。
神様は直接、人に手を下すことはしないけど、 環境を提供することをしてくれると私は思っている。 私のがんを神様は治してはくれないし、ワンセルフが 商売繁盛になるよう、直接のことはしてくれない(と思う)。 でも環境を作ることを人を通してしてくれる(と思う)。 そういう意味で、私の心身の毒出し、浄化作用の お手伝いしてくれたHさん、ホント、ありがとう!
写真は、暮れかかった帰りの駅。終わりの儀式や片付けまで すると夕方でその中をトコトコと中央線で戻った濃い休日。
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