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2006/07/13(木)
植物に寄り添う幸せ
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先週のことになってしまったが入谷の朝顔市に行ってきた。 6年前の6月末に退院だったので、その1週間後に 開かれる朝顔市は丁度鬼子母神参りができ、 退院後の自分の中での恒例行事になっている。 何よりも一年経ったことを必然的に確認し感謝できるから。 そして買った朝顔を見るために夏は自然と早起きができる。 だから行かないと心の収まりがしっくりしない感じ。
先週も蒸し暑かったが仕事のない、木曜の午後に 一人でさっと行って来た。 ついついおいしそうな屋台の誘惑で、 熱々の中国のお焼き(チュンピンという餃子の平たい版)を 歩きながら食べたが非常に美味しかった。
肝心の朝顔は今年は気分を変え、正統派朝顔は買わず、 ルコー朝顔という「本当にこれを朝顔と読んでいいのか?」 というのを買った。 でも小さな可愛い赤い花と白い花が午前中に咲き、 夕方には萎む。毎日、毎日、次の花へのリレーのように せっせと咲いてくれている。
と、こんなことを書いているが、 今日は本当はこの時間は太極拳教室だがお休みした。 ホルモン治療を再開したのに、生理にまたなってしまい、 このところの蒸し暑さでしんどいから。 医者が言うには「半年やめた治療をまたやって、1回目が 終わったばかりで薬が体内に回るのに時間がかかるから」 とのこと。
午後から研修の仕事と夜は自分のところの小さな勉強会。 前に一日に3つのこと(病院訪問ボランティアと研修と 個人コーチング)をやったら頭が割れるほど痛くなり 中々回復しなかったので、もう一日にイベント(?)は 仕事も遊びも含めて2個までと決めたのだ。 と、なんと、ノンビリした生活だろう、 とも思うが、これでいいのだと自分に言い聞かせる。
静かなベランダの小さなルコー草を見ていると心が和む。 自分以外の生命に寄り添う。 そのようなことが、その人の人生の隠れた味わいになるのだ と自分に言い聞かせる。
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