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2006/05/18(木)
〜のない暮らし
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水曜の夜は最近は「オーラの泉」はちょっとお休みしていて、 NHK「ゆるナビ」が楽しみになっている。(23時〜23時半)
その中でも私は「〜のない暮らし」というコーナーが好き。 普通の人の「あえて〜を持たないで生活している」 ことを紹介している。特に先週の、部屋に風呂がなくて、 その階下でカレー屋を一人で営んでいる、 女の人のつましい暮らしぶりがよかったなぁ。
私の「〜」の部分は何かなぁ。物欲でつい物を買う生活。 退院直後は「人間、身、一つで死んでいくんだ」 と本気で思って捨てたけど、また最近、買っている。(^_^;)
あえて言えば私の「〜」は @ファンデーション、そしてマスカラやアイシャドー、 アイライナーは持たない、しない。
化粧は日焼け止めクリームと口紅、頬紅のみ。 どこでもジャブジャブ顔を洗えるように。(*^_^*) 「プロメ」という、「ちふれ」のような 300円〜700円くらいの最低限度の化粧品のみ。 Aガードルはつけない。
お尻がたれていても、腹が出ていても、 もう人目は関係ない。心地よいほうがよい。 半年の入院中、パジャマで楽に暮らしたら ストッキングも殆どはけなくなった。
「〜がない」「〜をしない」という観点で自分や 人のことを観察すると、案外色々なことが見えてくるかも。
携帯を持たないがん患者、そして障害者でもある友達がいる。 PCもその人はしない。当初は「え〜!」って思ったけど、 簡単に連絡がつかない、それが何かいいなと今は思う。 明日は朝の趣味の太極拳、午後はコーチングと打ち合わせ、 夜はコーチング講座で遅くなるから早く寝ようと思いつつ、 雨の音を聞きながら「ゆるナビ」を見ていると 一人であるという実感がシミジミと胸に広がる。 夜一人というのは今の私にはとても生きやすい状態。 落ち着いてわが身を上空から見下ろすと、一人。 でもそれは幸福な静けさ。 そんなふうに思えるのは今、調子がいいのだろう。
写真は「〜のない暮らし」がいっぱい見つかりそうな わが足立区の路地裏。
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