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2005/10/05(水)
ふたつよいこと さて ないものよ
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「ふたつよいこと さて ないものよ」と 私が勝手に 尊敬する河合隼雄さん(臨床心理学者)は 色々な著作で 述べている。最新刊の 「なるほどの対話」(新潮文庫)では 「一番好きな言葉は」 と聞かれて、これをあげている。
私のような人間がこのように言ったら「そんなことないよ、 いいことにもっと目を向けて」と前向きモードの人に 説教されそうだが、文化庁長官(2002年〜)をしている人が 言うと、妙に説得力がある。
河合さん、曰く「世の中はよいことずくめにならないように うまく仕組まれている、と思えば、愚痴を言ったり、 嘆いたりしなくなる」(「心の天気図」(新潮社))
さて、そんなことを実感する日々。
都庁の職員報に、6月に出た自分の本を掲載してくれそう、 との連絡が来て、喜んでいたら、がんサポートの方の 連載コラムは、どうも編集者のミスで 今月発売分は 掲載を忘れられた様子。(^_^;)
クライアントが増えた、と喜んだら、難しい状況の方々で、 精神的にも時間のやりくりも色々と苦労する。
来年の研修で大きなのが決まりそうで、今、 画策しているが、一緒にやる方との意思統一が結構大変。
再度、言い聞かせる。 ふたつよいこと さて ないものよ
でも、ふたつ 悪いことも さて ないものよ とも、この法則は言っている気がする。(*^_^*)
10月はカレンダーを見ると色々と書き込まれ、 公私共に 忙しそうだが、楽しく意義深く 乗り切って行きたい。 写真はオフィスのある神田界隈の守護神、神田明神。 平日は空いていて、何かよい波動が流れている感じ〜。
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