つれづれ気まぐれ乳がん体験日記
進行がんと共に生きる研修講師が綴る日々の気付き
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2004/01/23(金) 映画「死ぬまでにしたい10のこと」
昨日は午前中、太極拳で、
午後はカウンセリングやコーチングの仕事も入らず、
夜の担当する講座の時間までポッカリ空いたので悩んで末に
前からみたかった映画を一人で観にいく。
題名は「死ぬまでにした10のこと」。
23日までで東京での上映はほぼ終わりのようなので
やはりビデオでみないで、こうした映画は劇場でみようと決心し、
東銀座のうらぶれた映画館の平日の昼過ぎという
本当にガラガラな中でみた。
卵巣がんで余命2〜3ヶ月の23歳の女性の
日々の出来事、心象風景を淡々と描いていて、
映画はすぐに泣ける私が珍しく泣けなかったが、よい映画だった。
あとに寒空に浮かぶ細い三日月のようにき〜んと心に沁みいる映画。
今でも主人公のあの寂しさと淡々さと恋することへの貪欲さを
思い出すと不思議な気持ちになる。
その後、自分の夜の講座は満員でギュ-ギュ-で、
そのことがむしょうに嬉しく、有り難くて有り難くて、
何だか涙がこぼれそうだったが、変に思われるので淡々と務めた。

今日はバイト。
今月から入った女性は風邪、HP担当の男性は外出、社長さんも
もう一人の女性スタッフも遅くに来たので、
昼間はずっと一人だったら、昨日の映画の静けさの余韻がまた
ひたひたと押し寄せてきた。
朝は抜けるような青空と太陽光線。
夕方はピンクの生物のような雲。
それらががん宣告直後、不思議なオーラで見えたことを思い出す。
この世はどこでもいつでも美しい。
バイトからの帰り道は凍えそうに寒かったが、星がきれいだった。


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