すばるな日々
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2009/01/30(金) 親の心構え

昨日、すばるの学校で「進路学習会」なるものがありました。
PTAの研修委員会がいろいろな企画をしてくれます。
広報委員の私達は、できる限り記事にして参加できなかった人達にもお知らせしたいと思っているのですが。

卒業後の進路は、とても大きな問題です。
その子に合った職場に就労できることが理想なんでしょうが、なかなか…。小学部から養護学校に通っている子の親は
「就労なんてとても無理。本人の希望通りの作業所に行ければいいけど」
ほとんどそう思っているみたいです。

進路指導の先生、卒業生の保護者、受け入れしている企業の方のお話を聞いて質疑応答したり、「在学中にしておかなければならないこと、できるようにしておきたいことは何か」を聞いたりするわけです。
今回は「企業の方」のお話でした。
一生懸命働いている卒業生のエピソードも興味深いものでしたが
「保護者は過保護になりすぎるな!」
というのがとても心に残りました。
「彼らは、案外がんばっていろんなことができるようになるものだ。親が家で何もやらせない子はすぐにわかる」と。
障害の有無に関係ないことですよね。
がんばるからこそ、達成した喜びが得られるのは皆同じ。

すばるの学校はとても恵まれていると思います。
進路指導(企業、作業所とも)も熱心で、在学中にいろいろ体験実習できるようです。  卒業生を受け入れている企業も「障害のある人達の就労、生活をサポートしよう」と組織を作って支援してくれています。学校とも密に連絡を取り合ってくれて。
昨日は、そんな企業の方からの「熱い」メッセージをいただいて、とても感動しました。
自分の子どもではない、従業員を「我が子」のように支えようとしてくれている。「この子はどうせできないから」って絶対あきらめない。「どうすればできる?」「何ができる?」「何は苦手?」
マイペースでも真面目にコツコツと努力する姿勢が、明るく元気な挨拶が、職場で必要とされる存在になっていると聞き、その卒業生達を心から賞賛し、感謝したいです。
「挨拶。返事。報告」
小学部からずっと継続して指導していただいていることですが、少しずつ、身についていっています。家でも放っておかないで声をかけていきたいです。いきなりできないから。
一般就労が難しくても、作業所にお世話になれるかもしれない。明るい笑顔、元気な挨拶、少しでも周囲の人達に愛されるようになってほしい。親はいつまでもそばにいられませんから…


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