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2005/07/18(月)
PS2「舞-HIME 運命の系統樹」
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アニメを見てたわけじゃないですが、何となく手にとって買ってみたソフト。 個人的にここ最近やったゲームの中で一番シナリオが深いな・・・と思った作品です。 PS2のソフトの中でもお気に入りの一本になりそうです。
一回のプレイ時間が長め、各ヒロインのルートがそれまでの共通ルートに比べるとやや短め・・・ってい欠点はあるものの、それを差し引いてもお勧めできるゲームかと・・・。 このソフトが気に入ったが為に、コミック版の舞-HIMEも1〜4巻まで一気に購入してしまったアフォがここに一匹・・・(汗
時間があれば、アニメ版もDVD借りてきて見ようかな・・・。 ゲーム、アニメ、コミックと設定が全部すこしずつ違うみたいだし・・・。
とりあえず、ようやくシナリオコンプしたんで各ヒロインについての感想をば。(ネタバレ注意)
・鴇羽舞衣 一番、最初にクリアしました。 メインヒロインだけ会ってシナリオ自体も綺麗にまとまってた気がします。 媛星を消滅できた・・・ということから見ても彼女のEDが一番の「皆にとっての」ハッピーエンドでしょう。 弟が亡くなってしまう場面では不覚にも泣きそうになってしまいました(汗 巧君、良い子だなぁ・・・。
・玖我なつき 二番目にクリアしたヒロインです。この娘だけは自力でルートに入れなかった・・・(汗 口惜しいが攻略サイトのお世話になりました(汗 選択肢と、あえてこの娘が出現しない場所に行かないと行けない・・・というのが大きなトラップで何度やってもルートに入れなかった・・・。 一番お気に入りのキャラ・・・ですかね。カッコいいし。 シナリオ的には個人ルートに入ってからの鬱展開が、きつい・・・。が、EDがそれを覆すくらい、ハッピーでラブラブ(?)だったりするのでEDとしても一番好きだったりします。 コミック版で「デュラン」が「デュラン・マックスハート」にヴァージョンアップするのでゲームでもそうなるのか、と期待したのですが、そうはならず残念・・・。 生まれ変わったデュランを見ての「私とお前(主人公)の子だ」って台詞はこのゲーム中一番の名台詞かもしれない・・・。
・天河朔夜 ヴィジュアル的に一押しの娘だったのですが、何となく3番目に回してました。結果的にはそっちの方が正解だったわけですが。最初にクリアしてたら鬱展開過ぎてふつーに凹んでたかもしれない(爆 ゲームオリジナルキャラということでシナリオ的にかなり割を食ってる気がします。 てか、個人的に一番鬱なシナリオでした。EDもあまり救いがないものでしたし・・・。 まぁ、一番「星詠みの舞」「HIME同士の戦いの無残さ」を描いているシナリオではあり、これはなくてはならないものなのかもしれないですが。 共通ルートでの主人公とのバカップル振りが、一転して個別ルートに入ると鬱展開になるわけで・・・その落差が余計鬱展開を強調する役割を果たしてます。 キャラはイイのですが、シナリオ的にちょい可哀想な目にあってるのが・・・。
・深優・グリーア 朔夜とは逆にシナリオが素晴らしい展開を見せてくれます。 攻略前と攻略後で印象が180度変わりました。 今では2番目にお気に入りになってます。 EDもバッドエンディング風味では有るのですが、希望を持たせる感じになってるし、綺麗にまとまってるシナリオでいい感じ・・・。 エレメント(武具)も羽っぽくてかっこよかったし、言うことなし・・・なのですが、他の娘よりシナリオが短めなのが難点。もうちょっと主人公とのラブラブなやり取りが描かれてても良かったような(笑
・美袋命 最期に攻略したヒロインです。 あえて、最期に回したのは黒幕とつながりがあるキャラだというのが初回のプレイで判明したため、最期にやったほうが、各シナリオの補完が出来る・・・と思ったためです。 シナリオとしては5人の中で一番可もなく不可もなくといった印象が強かったです。 一番食指が動かなかったヒロインでもあるけど・・・。
という訳で時間掛かりつつも何とかシナリオコンプ・・・。 やり応えがありました。 鬱展開が多かったのがちょい不満でしたが・・・設定上、どうしようもない気もするんで・・・。 シナリオが軽いゲームが多い中、久々に満足の行くゲームでした。
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