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2004/11/30(火) 一年前。。。
メインの日記に書いたのですが、一年前の今頃は、私は病院にいました。
切迫早産と、羊水過多での入院。
22日からの入院でした。
それとともに思い出されるのは、20日の日に個人病院から紹介を受けて受診した時のこと。
羊水過多の原因を探るために、念入りに超音波で調べてくれた結果、とーまの口唇裂を宣告されたのです。
病名すら、言われてもピンとこない。
そんな病気?この子が?
子供たちを置いての入院と病気の宣告と。。。ダブルでのショックで呆然とした私でした。
すぐに入院したために病気のことを調べられなかった?
入院までの2日間、子供たちのことや入院準備に追われた?
確かにそうでしたが、調べられなかったというのは時間がなかったのではなく、勇気がなかったのです。
ネットで検索すれば出てくるのはわかっていました。
でも、出来なかったのです。
その時点では、否定したかったから。
先生の見間違いだと信じたかったから。
だから、調べることが出来なかったのです。
もうちょっと時間がたてば調べる勇気も出たでしょう。
でも、その前に入院してしまいました。
入院してか何度後悔したことか。
どうして、すぐに調べなかったのだろう・・・。
病気のこと、何もわからない不安が夜な夜な私を襲いました。
子供たちの前ではその話は出来ないし、いつも子供たちと一緒に来る主人とも話は出来なかった。
一人で不安と戦い続けました。
6人部屋で、しかも、周りはみんな妊婦さんです。
昼間は、そんな不安を心の奥にしまいこんで、3人目のベテラン妊婦として、みんなとおしゃべりしていました。
自分自身、そう振舞っていたかったんでしょうね。
やはり、認めたくなかったから。
結局、入院してか何度目かの超音波診察で、断言されてしまったので、そこからは覚悟しましたけど。
覚悟した後、妹が、ネットで調べて持ってきてくれた口唇口蓋裂の病状。
産婦人科の先生は、詳しい話はしてくれず、今は手術できれいに治るからとしか言ってくれませんでした。
だから、治療が長期にわたること、手術が1回では済まない事など、ショックは大きかったです。
でも、お腹の中で毎日元気に暴れているこの子は、紛れもないわが子。
とにかく今出来ることは出来るだけ大きくしてあげてから外に出してあげること。
そう、自分に言い聞かせて乗り切った入院生活でした。

生まれるまでの不安は、計り知れないものでした。
入院生活の中では、けっこうきつかったな・・・。
生まれてからのことが思い描けないつらさ!
その不安を口に出せないつらさ。
病気のことを調べてくれた妹と母がお見舞いに来たとき、耐え切れなくて泣いてしまったことがありました。
一度流れ始めた涙は、どうしても止めることが出来なかった。
普段はかなり泣き虫の私でしたが、とーまのことで、人前で泣いたのはそのときだけでした。
(一人で夜中には何度も泣きましたが・・・)

そんな、入院生活をふと、思い出してしまいました。


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