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2008/04/23(水)
『椎谷陽 四』
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皆さん、お元気ですか? こんにちは中村崇です。 気がつけば第四回目に突入しました「椎谷陽一」のコーナー。 はい。 ありがとうございます。 このコーナーはあなたの身の回りにいる陽一君を紹介するコーナーです。 まずは僕の身の回りにいる陽一君から。 今日の陽一君は稽古後に僕が雑務で残っていると「今誘わないと先帰っちゃうよ、・・・飲み、行かなくていいの、先帰っちゃうよ」と仔犬のような目で見てくる陽一君です。 目は口ほどに物を言う。 本当ですね。 言葉はいらない。 空気で分かります。 きっと僕たちは仲がいいんでしょう。 でも僕は飲みたくない気分だったので溜め息を一つ聞こえるようにしました。 すると、彼は稽古場をあとにしました。 お互いに無言でした。 「飲み」の「の」の字も言わなくても分かります。 もしかしたら僕たちはものすごく仲が良いのかもしれない。 だって何も言わなくても伝わるんだもん。 今日、彼はすごく飲みに行きたくて、僕は別に飲みに行きたくなかった。 そこに言葉って必要ない。 ただ、陽一君の後姿が哀愁ですね。 でもそれも分かっちゃうんだからすごい! で、僕は今日も陽一君に話しかけてみました。 『陽一君、今日そろそろ「椎谷陽四」書こうかなと思います、なんかネタないですか』 『また書くの!?』 『はい。あのブログで陽一君を落とし込むんです。あ、今日のタイトル、「椎谷陽四」じゃなくて「椎谷陽なし(用無し)」にしようかな』 『ははは、洋ナシじゃん!』 『・・・ああ。面白いですね、じゃあそれそのまま載せましょう』 『ちょっと待って。崇、洋ナシってフルーツじゃん』 『・・・ああ。面白いですね、そのまま載せますね』 『崇、フルーツじゃん!』 なるほど。 「用無し」のつもりで言ったら、彼にとっては洋ナシです。 人間って分からない。 言葉って分からない。 フルーツかあ。 面白いのかどうかは別にして、勉強になります。 『フルーツじゃん!』 ありがとうございました。 『崇、フルーツじゃん!』 また来週。 『崇、フルーツじゃん!』 どこかの街角でまた「椎谷陽一」を見つけたらお会いしましょう。
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