マガッタ玉日記
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2008/04/17(木) 『刺青の水夫』
「きゃー、いいなあ!」
僕が女性に羨まれる部分があるとしたら、体の細さか。
ハリガネのような僕の体は、なんとまあみすぼらしい。
「どうしたらそんなに細くなれるのー?」
知らない。
遺伝じゃないか?
僕は彼女たちに共感できない。
女性には羨ましい細さでも、男の僕にとってはまあコンプレックスで。
一時は克服しようとひたすら筋トレをしていた時期もあった。
寝ている時以外24時間筋肉のことだけを考え続ける。
あまつさえ夢の中でも考える。
結果体脂肪7%。
できあがったのはマラソン選手のような体だった。
予定通り全ての脂肪は筋肉に変わった。
「でも違う、違うんだよなあ」
僕はもっと胸が欲しいんで。
引き締まったハリガネになりたいんじゃなくて、
タンクトップが似合うたくましい体になりたいんで。
彼女を肩に乗せて歩きたいんで。
「もっとおっぱいおっきくならないかなあ」
その点は女性と対等に語り合える。
僕だって男児たるものやっぱり図太くありたい。
で前回の舞台「ワニの涙」で僕のやった「少年ジゴロ」の衣装は半ズボンだった。
いけない。
特に脚はいけない。
長さも幅も足りていない。
「すごいね・・・脚」
ほらきた。
やっぱりすごいんだこの脚は。
ゴボウとセロリだ。
右がセロリでゴボウは左だ。
でも煮ても焼いても食べられないんだ。
「タカシの足は難民のようだ」
本当にそうだ。
ゴロリだ。
救済を求める。
大根がほしい。
うん。
で今回はどんな役ドコロか。
いや、それよりもどんな衣装か。
まだあんまり言っちゃいけないんだろうが、
まあ僕の細い体を余すとこなく魅せつける僕に打ってつけの衣装なんである。

「あ、本番近づいてきたなあ」

この衣装、実は舞台を始めてからの僕の小さな夢だったりはする。

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寺山修司没後25周年特別公演

『毛皮のマリー』
作 :寺山修司
演出:川村毅
会場:三軒茶屋シアタートラム
電話予約:
T-factory:03-3344-3005
劇場チケットセンター:03-5432-1515
電子チケットぴあ:0570-02-9999(Pコード385‐561)
またはmagattatama@hotmail.co.jpに問合せ下さい。
上演日時:
2008年5月1日〜4日
5/1(木) 19:30 −
5/2(金) 19:30 −
5/3(土) 15:00 −
  19:30 −
5/4(日) 14:00 −
  18:00 −
料金:一般 5,000円/学生 3,500円
出演:
毛皮のマリー:川村毅
欣也(美少年):手塚とおる
紋白(美少女):菅野菜保之
下男/醜女のマリー:笠木誠
刺青の水夫:中村崇
鶏姦詩人1:伊澤勉
鶏姦詩人2/快楽の滓:村島智之
美女の亡霊:森耕平/森山光治良/椎谷陽一/村井雄/岡大輔/関洋甫


『毛皮のマリー』
会場:青森県立美術館シアター
上演日時:
2008年5月10日 (土) 19:00 -
2008年5月11日 (日) 15:30 -
料金:前売 2,500円/当日 3,000円
電話予約・チケット取扱:
青森県劇鑑賞会 Tel 017-722-7944

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オモシロキコトナキコノヨヲオモシロク。
どきどきすることはすべていいことだ。


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