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2008/11/01(土)
『 近況報告 NOV』
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2008/11/14
寒い日が続きます。 お元気ですか。 こちらは満月の夜に北タイ最大の都市「チェンマイ」で水の精霊に感謝する祭り「ローイカトーン」をみてきました。 水に感謝するのに、陸川空すべてが火に覆われてました。 陸からは銃乱戦のような花火が、 川からは花で彩られた灯籠が、 空からは赤い天の川のようになった無数の熱気球が輝いておりました。 とても綺麗です。 でも爆発音がうるさくて、耳がキンとなり続けました。 そして僕の隣にいるおじいさんは馬場さんです。 あなたは覚えてますでしょうか。 ウズベキスタンのサマルカンドで出会った老人旅行者「馬場さん」を。 馬場さんはここ14年ほど半年を日本、そして半年をチェンマイで過ごしている人です。 だから久しぶりにメールをし、再会し、しばし中央アジアを懐かしみました。 とかなんとか。 今僕はチェンマイの北西部「メーンホンソン」にいます。 今日は片道100キロ、山道を凍えながら飛ばして黄色い花に埋め尽くされた山々を見てきました。 「わあ、黄色い」 この花はワイルドサンフラワーと呼ばれているそうです。 そして明日です。 ようやく「首長族」を観にいってきます。 1泊2日のトレッキングツアーで首長族やら耳長族やら呼ばれている人たちのところへ遊びにいってきます。 ではいってきます。 これからますます寒くなることと思いますが、どうぞお身体だけは大事にお過ごしください。
追伸、字汚くてごめんね(うさぎ)
2008/11/11
とかなんとか。 「すごいこと」ってのは続くもんで。 夜光虫に狂喜乱舞したのはいつの話か最近の話。 無数に光る物体ってのは美しいもんだなぁ、とおもったりした。 どうやらそれは一つも間違っていなかった。 タイ北部チェンマイでの祭り「ローイカトーン」で5千近くの灯籠に似た熱気球が空に舞い上がるのを見た。 広場全土からふわふわ無数の光が風に乗り上昇していくとやがて一つの気流に乗って天の川のようになっちまった。 いやすごい。 僕なんかはその光景にグイと押されたみたいに尻餅をついていた。 この光景はなかなか忘れられない。 とかなんとか。 話は変わって昨日は「チェンマイ」から更に北へ上って「チェンライ」へ、そこからミャンマーに遊びに行ってきてまして。 1日入国ってやつです。 まあ所詮2時間12分の滞在でして。 とかなんとか。 今はまた「チェンマイ」。 ってんで。 僕は今日も元気です。
2008/11/6
とかなんとか。 バンコクを北へ80キロm、今はまず「アユタヤ」にやってきてんで。 ここは古都。 あちこちに遺跡群が並んでんで。 久し振りにする遺跡巡りはかなり新鮮で面白い。 チャリを飛ばしながら赤茶の崩れた仏教遺跡群を巡る。 ここではビルマ軍に壊滅させられ、首が全て切り取られた仏像たちが禅を組んでる。 おお、これか。 「ブッダの首を埋め込んだまま成長した樹」 写真とかでよく紹介されてるあれがあるとこで。 とかなんとか。 ただのツーリストタウンかと思いきや、結構すごしやすいとこだ。 でも当分先の予定はもう決めてしまった。 祭りは待っちゃくれない。 ってんで。 明日は北の大都市「チェンマイ」に向かうんです。
2008/11/4
思い出します。 昔劇団ソラトビヨリ座長.中山英樹と海に行ったときのことを。 彼は海水を怖がる僕を見てこう言いました。 「…こんなに格好悪いタカシ君初めて見ましたよ」 僕はこの意味をずっと「…日頃こんなに格好良いのに、こんなに格好悪いタカシ君初めて見ましたよ」だと思ってた。 違った。 やっと気づいた。 この1週間で10回溺れて身に染みた。 僕の溺れてる姿はきっととにかくひどい。 「…いつもは許せてたけど、ここまで格好悪いタカシ君は初めて見ましたよ」 きっと本当の意味はこうだったんだ。 それくらい海の僕は格好悪い。 でも。 海が好き。
とかなんとか。 この1週間ほどバンコクを南へ南へ、二つほど「島巡り」をしてきたんで。 「タオ島」 「パンガン島」 この二つに行ってきたんで。 海はとにかく青かった。 島は南国だった。 シュノーケリングで数え切れない魚を追いかけた。 肌が真っ黒に焦げた。 巻貝を採って食ってきた。 二枚貝を採って食ってきた。 バンガローでカップラーメンを食ってきた。 10回溺れた。 海に浸かりすぎて体温が34度2分まで下がった。 びっくりした。 その夜は夢でまで溺れてうなされた。 お漏らししたかと思った。 完璧な夕日を眺めた。 犬に囲まれた。 波に浸かった。 バイクを飛ばして濡れた髪を乾かした。 はしゃぎすぎて足をくじいた。 色々遊んだ。 色々遊んできた。 でもそんなことはどうでもいい。 もうそんなことはどうでもいいくらいに綺麗な景色を見てきた。 この旅行一番、もしかしたらこの27年一番の綺麗な光景かもしれない。
夜、白い浜に輝く青い夜光虫の光
これはかなり綺麗だった。 たまたま夜に砂浜に出たら、強く小さい青い光が無数に光っていた。 「………」 よく見ると波にも青い光が浮かんでる。 光は波の刺激に反応して光るみたいだった。 だから僕の歩いた足跡にも反応する。 青く輝く足型。 真夜中の海、真っ青な無数の光で彩られた足跡。 これはすごい。 僕はツイストを踊る。 青い光が何万も輝きだす。 空に輝いてる天の川なんか目じゃない。 よく澄んだ星空じゃとうてい太刀打ち出来ない。 「………」 これは我慢できない。 真っ裸で海に飛び込む。 夜光浴。 体にまとわりつく青、かなり綺麗。 「………来て良かった」
とかなんとか。 こちらは元気です。 今は一路バンコクに戻ってきました。 明日にでもタイの北部に向かいます。 首長族に会いたいんです。
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