マガッタ玉日記
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2007/07/31(火) 『それぞれの千秋楽』
舞台に立つというのは緊張するもんで。
でも舞台に立たなくとも緊張はするもんで。


本日『路上』千秋楽。
僕は受付に立っていた。
JOUさんと共に受付に立っていた。
既にそれぞれの千秋楽を迎えていた僕ら二人は今日、受付をした。

かなり不安な二人である。
スタッフさんやキャストさんに『変えてもらえば?』といわれる組み合わせなんである。

受付の仕事は主にチケット取り扱い。
金銭が絡んでくる。
間違えるわけにはいかない。
間違っても合計金額が足りない、なんてことにはしたくない。
多い分にはいいけども。
そんなことを考えている二人だから不安がられる。
しかも今日はここ一番の混雑する日なのだ。
まあだったらしょうがないか、という気もするが、
やっぱりなあ、なんて言われたら悔しくてしょうがない。

僕とJOUさんは前日から予習を繰り返した。
稽古よりも気を張ってるんじゃないか。
本番よりも緊張してるんじゃないか。

そして今日、僕たちは小躍りした。

「ぴったしじゃーーん!!」

そこにいた皆が祝福してくれた。
そんな千秋楽。

たくさんのご来場、誠にありがとうございました!

2007/07/30(月) 『守宮の鳴き声』
ヤモリが好きだ。
あの目が好きだ。
黒目がちな彼らの目を凝視してみると、どこか眠たげな目であることに気付く。
パピヨンやらチワワやらよりももっとずっと可愛い目をしている。
ヤモリが好きだ。
鳴き声が好きだ。
『キョキョキョキョキョキョ♪』
と鳴くあの甲高い声を聞くと僕は嬉しくなる。


僕の家にはヤモリがいる。
といっても飼っているわけではない。
その白いヤモリはごくたまにしか姿を現さない。
だから彼を見かけたとき、僕はすごく嬉しい気分になる。

出来ることなら彼を飼いたい。
ろくにペットを飼ったことのない僕でも彼なら飼える気がする。
じゃあどう飼おうか。
水槽や虫かごにでも入れて飼おうか?
否。
やっぱり彼には天井に張り付いていて欲しい。
自由に出入りしてほしい。
そのためにはどうするか。
このまま放っておくか?
イエス。
ごくたまに現れるのを待つほかない。


僕の家はぼろい。
以前書いたように蔦がピタとはまる家だ。
裸電球もピタとはまる。
蚊取り線香もピタとはまる。
だからヤモリもピタとはまる。

この一画は世田谷区の閑静な住宅街。
きっと彼にとっては住みづらい場所だろう。
だから僕の家はきっとすごく落ち着く場所に違いない。

…なんかいいな。
なんかいいなそういうの。
そうか。
そうだ。
毎日、色んな生物が集まってくれば面白い。
今日は誰だ?なんて目を覚ます。
そうか。
それはいい。
ナメクジ以外の生物が集まってくれば面白い。




とか思っていたら、今朝玄関口にヘビがやってきた。

僕は飛び上がり、彼を追い払った。
いやあ怖かった。

2007/07/16(月) 『 海 』
いつまで経っても僕にとって『海』は青春の象徴である。


『バカやろう!』

などと海に叫ぶバカやろうに憧れた。
『バカやろう』じゃなくても良い。
『このやろう』でも『愛してる!』でも何でも良い。
とにかく憧れた。
だから海は僕にとって青春の象徴だ。

『なぁ、今日海いかない!』
『おっ、たまにゃ息抜くか』

高校受験目前、
僕たちは見慣れた田圃道を競うように漕いでいった。
軽くガタがきているチャリは気をつけて漕がないとチェーンがすぐ外れてしまう。
でも僕たちのはやる気持ちはおさえきれない。


実家から自転車で約30分、そこには海がある。
夏は家族連れで賑わい、冬は誰もいない海。
僕たちは中学、高校、社会に出てからもよくその海へ行った。
交通手段はチャリ、原付、車と変わっていったが、メンツはそう変わらない。
男4人組である。

僕たちはよく冬に行った。
そして叫んだ。
好きな女の名前から友情を誓う台詞、大風呂敷を広げた夢まで、よく叫んだ。
それから砂浜を走った。
コートを脱ぎ捨て、砂に足を取られ、そのままダイブ。
凍えながらホットコーヒーを買い、やがて後悔。
絵に描いたような青春をやっていた。


こんなことを今日少し思い出した。
今日は『海の日』だそうだ。
沖縄の青く澄んだ海もいいが、
最近は濃緑に汚れたあの海にまた行きたくなっている。

今度あの海へ行ったら、大声で友達の婚約を祝おう。

2007/07/02(月) 『 1 』
1周り。
2周り。
3周り。
4周り。

先輩方と飲むとタメになる。
自分の未熟さに気付かされる。

1周り。
2周り。
3周り。
4周り。

自分の先をなんとなく想像してみる。

…1周り。
…2周り。
…3周り。
…4周り。

無言実行。

はい。
言葉をなくせ。


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