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2007/05/26(土)
『中ちゃん、報告です』
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深夜1時過ぎ。 地元のダチから一通のメールが来た。 僕は寝ぼけ眼で返信メールをつくる。 …やっぱりやめた! やっぱり電話にしよう!
相手は小学からつるんでいる奴、10代を一緒に騒いできた奴、その名も『佐久間』。 どでかい体に老けた顔、薄い頭に温和な笑顔。 落ち着いてるが、青臭いことが大好きな奴。 僕らの縁の下の力持ち、数々の修羅場をその優しさでおさめてきた男、佐久間孝。 そんな彼に慌てて電話をかけた。
『佐久間?何よ?何よ?』 『中ちゃん、今日彼女さんの実家行ってきたんだ。 結婚します』
瞬間、彼の結婚式が頭に浮かんだ。 こりゃ、こりゃ楽しいだろう。 彼の式で黒塗りして、ラッツアンドスターの「ランナウェイ」を歌うのが、僕らの中学からの計画だ。
『いや、式はまだ先になるかな。まずは籍だけだ』
ちっ。
年々地元の友達は減っていくというが、僕の周りはそう変わらない。 深く狭くという感じか。 確かに年々みんな忙しくなってきて、実家に戻ってもキャンプ!やら県越え!やらはなかなか出来ないが、それでも深夜近くになるとみんな集まってくる。 10何時間働いた後に明日の朝も早いとぼやきながらやってくる。 すごく幸せな瞬間の一つだ。 それぞれの生活を称えあい、馬鹿にしあう。
小学の頃の彼のあだ名は「おでんちゃん」。 そんなおでんちゃんに相方が出来た。 僕らの2つ下の東北娘。 どんな人だろう。 まだ会ったことはない。 なんだか幸福感に満たされた。 こういう時に「俺はこいつのこと大好きなんだなー」と再確認出来たりする。
寝ぼけ眼だから、文章まとまってるかも分からない。 分からないけど、嬉しいから書いておく。
佐久間、おめでとさん!
せっかくだから、みんなにも書いておく。
仙台で車を買いたくなったら、佐久間孝に一報を!
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