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2007/04/04(水)
『#2 American Times』
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僕たちはアメリカにやってきた。
“Tip Time” (Boston)
僕らにゃ馴染みのないチップ制度。 レストランなどでは食事代に15%上乗せして払うのが相場だそうだ。 ($1=130円弱)
毎朝部屋を綺麗にしてくれるおばちゃん。さりげなく枕元に$1を置いて表す『ありがとうの気持ち』。馴染みのない僕にゃなんとなく嬉しいもんで。
噂の店でギャルソンの笑顔に促されるまま食べるシーフード。うん、うまくない。ロブスターなんて初めて食べたがここのはうまくない。川村さん福士さん手塚さん長谷川さん剣持さん、全会一致の同意見。でもギャルソンの笑顔はアメリカンドラマらしくて良い。ハッハッハと笑いそうだ。そんで会計は一人$80。$80?ん?1万円越えてる?…いやいやいやこんな味で…高いだろ。無言だけど全会一致の同意見。それでもチップを一人$12請求される。気持ちを添えて払ってみたが再び請求される。払わないでいるとギャルソンは分かり易くムスッとする。さっきの笑顔はとうにない。 チップ制度。 馴染みのない僕にゃものすごく抵抗があるもんで。
僕はお金で悩むと決まって流れてくる歌がある。 『お金のために苦しまないで歴史に残る風来坊になーるよ』 部屋に帰ってふかふかのベッドを思い切りひっぱたいてなんとか冷静さを取り戻した。
“Sports Time” (ALLcity)
アメリカ人 噂以上に よく走る
“Weather Time” (ALLcity)
万全の防寒対策。 エスキモーみたいな格好をしてきて良かった。 僕たちはボストンで大雪に見舞われた。 『今年の初雪はボストンだったわ』、なんか洒落ている。手袋をはめ空を見上げれば、アメリカらしく大ぶりな雪が一面に降り積もる。 一方、『ニューヨーク』はもう春だった。昼暖かく夜は寒い。コートのジッパーを開け、Tシャツを覗かせブロードウェイを闊歩する。 更に『ワシントン』に移動するとそこはもう夏だった。Tシャツになり河辺の散歩じゃ日焼けする始末。頭の上には夏虫が舞っている。 更に移動し『ハノーバー』。カナダとの国境近くの町。寒い。そりゃそうだ。大河がまんま凍ってる。邪魔だ邪魔だと邪険に扱ったエスキモーコートに僕は再びすがりつく。 3週間の春夏秋冬。 でもどの町に行ってもTシャツ姿のアメリカ人ってのはいるもんで。
See You Tomorrow
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