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2004/11/14(日)
ワカラナイノガネウチダトサ
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20数年まえのバンド仲間T君が脚本を書いたというので、その芝居を観に行く。
あれは遠足で行った 博物館のオルガンの水蒸気 幹を伝って夜空へ放たれる 紫エーテル (フライヤーより)
この世界を覆い尽くすこのもやもやを吹き飛ばすには『犬』からできた水蒸気が一番!かくして彼はどこからともなく雲母を踏みながらやってくる。ザックザック、ザッカリン、ザックザック、ザッカリン。
わけワカリマセンでした。わからないけれど、彼のつむぎだす言葉のフラグメントがキラキラと降り注いでくるに連れて「ああ、そうだった。あがたさんと彼がかつて僕にタルホ的『永遠癖』を教えてくれたんだなぁ・・・」と感慨に耽る。 「犬の水蒸気」は彼が20数年前から捕われていた概念。そんな歌詞の曲も作っていた。 30代で、まともに絵がかけない頃、いつも「こんな絵を描いていたら、あがたさんとT君に笑われる」と思っていたっけ。
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