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2005/02/13(日)
未明に見た映画
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「真実の瞬間 」(原題:IL MOMENTO DELLA VERITA) 1964or1965?年イタリア作品 監督/製作: フランチェスコ・ロージ 主演 : ミゲル・マテオ・ミゲラン
「真実の瞬間 」というと1991年のロバート・デニーロが主演した レッドパージを題材とした映画の方が有名だが、これは今から40年前の作品。 (見ていたときは70年後半から80年初期かとも思ったが…[空の美しさに騙された?])
舞台はスペイン。田舎から上京して来た若者の日雇い労働者から人気闘牛士への立身出世、 そして突然訪れる彼の死までを綴った大河ドラマ。 動物虐待が世界的になっていない時代、当然FSXもない時代という背景もあってか、闘牛シーンが生々しい。 血を流しながらも立ち向かい、そして事切れる牛達(撮影で何匹牛を殺したのだろう…)。 じっと見ていて興奮して来たのは、闘牛士へのあこがれだろうか?男としての闘争本能からであろうか? 冒頭と最後の葬送シーン、そして闘牛場の歓声とスペインの青空が印象に残る作品。 ジリジリと照らす太陽が眩しく、旅心をくすぐられる。
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