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2005/03/17(木)
新婚さんなのか!?報われているのかいないのか!?
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雨が降ることは出かける前の朝のニュースでわかっていたから 俺とカガリはそれぞれ傘を1本ずつ持って出かけた。 ところが、容赦なく地面を叩きつける雨は、もちろん2人にも容赦なく、 靴の中までびしょぬれで、せっかく持ち出した傘を意味のないものにしてくれた。
「冷たい〜ッ!」
早足で帰宅して俺が玄関のドアを開けると、カガリがその中へ真っ先に飛び込む。 冷たいと繰り返し口にしてスニーカーを少し乱暴に脱ぎ捨てた。
カガリが気に入って買ったばかりだったそのスニーカーは水浸しだ。 泥を跳ねたせいか汚れも目立っている。
玄関に、水溜りができた。
同じように俺も靴を脱ごうと手をかけた時、カガリの小さな声が聞こえた。
「あ・・れ?」
見てみれば、濡れた手で服を脱ごうとしていたところだ。
こんなところで脱ぐのかと思いつつも、家の中にまで水溜りを作らないための彼女なりの気配りだと気付く。 そして、その彼女の指先が雨の冷たさによってわずかに震えていることにも気付く。
余程寒いのだろう。
濡れて張り付いていた衣服は脱がしにくく、その上全身が冷え切っていたせいで、指が思うように動かないらしい。 いつもならカンタンなことがなかなかできない。 ブラウスのボタンを外そうと必死だ。
「貸してごらん」 「ん」
1秒でも早くこの冷たい衣服を脱ぎ捨てたかったのだろうか。 俺の好意を素直に受けとめ、こちらに向き直った。
いつもの可愛らしい意地っ張りが見られなくて少しだけ残念に思いながら、ボタンに手をやった。
自分の手も濡れていて外しにくかったが、なんとか一つ外す。 大人しく待っているカガリ。 2つ目を外し終わった時、ブラウスから白い豊かな胸の谷間が見えた。 まだ、自分の状況に気付いていないカガリに問い掛けてみる。
「あの・・・さ」 「なんだ」 「どこまで外していいんだ・・・?」 「え・・・・」
俺の言葉を、最初こそ理解していなかったみたいだが、その視線を俺の手元へ向けた時、 冷え切っていたはずの彼女の頬は一気に赤くなり、 ボタンを外していた手を払いのけるかのように胸元を隠した。
「ば・・・っ!!・・・この、すけべ!!!」 「えぇ!?」
それだけ言うと、風呂場へと駆けて行く。 カガリが過ぎ去った後には、水滴が床を濡らしていった。
今更すけべだなんて言われる仲でもないのに・・・ 変わらない彼女が可愛くて仕方ない俺はきっと重症。
濡れたまま同じ道を辿って後を追いかける。
自分の身体から滴り落ちる雫は彼女の雫と重なって床を濡らす。 ここにも小さな水溜りを作ってしまった。 きっと後で床拭き掃除が待っているだろう。
でも、とりあえず今は、ただ、彼女のことだけを考えていたい。
風呂場に着くと、カガリはまだボタンと格闘中。 やっぱり上手く外せないみたいだ。
「こら。自分じゃできないんだろ?」
甘く声をかけてあげると、びくりと震えた彼女が目に入る。 これはきっと、寒さ、じゃない。
そっと近づくと、逃げることを諦めたのかされるがままに後ろから抱きしめられる彼女。 抱きしめる俺。
「脱がせてあげるよ・・・・・・」
冷え切っていた互いの体が、急に熱を帯びた気がした。
望月は1人で脱ぎました(爆) いきなり降ってきた大雨記念。最近こんなん多いなぁ。 風邪悪化しそうな雨に怒りつつアスカガだったらこうだろうなぁとか思うあたり、私は平和だ。
更新履歴を見ると何もやってないような気にもなりますが、 実際はすでに日記で2話書きこんでるし。けっこう頑張ってます・・・! 裏も頑張らないと・・・。ぴたりと止まってしまった・・・。
さて、今日はメールを何通か返信したあと寝ます。 第2裏請求メール、再開した時1通しかこなかったのに、14日からいきなり増えてびっくり(笑)。
早く寝て、喉治したい。 喉がひどい。痛すぎる。明日声でなくなってたらどうしよう・・・。 今週末は3連休だから久しぶりにチャットするつもりだったんだけれども、また体調悪くなったんで・・・できるかな。 急に日記からチャット部屋飛べるようになってるかもしれません(笑)。
ではでは。
・・・・・・ん?このSSの続き? 何も考えてません。(笑)
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