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2006/06/18(日)
薔薇娼婦麗奈(抜粋)
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凄い嫌な夢を見た 起きてから泣き出しそうになった
あはは こんな時でも教会には行くのですよよよ 眠すぎ
白んだ空も 灰色にぐねった海も 天使の涙のような雨も 霧に溶け込んでいく煙草の煙も 空になったこの心臓を 少しでも満たしてくれるなら 多少の無理も致しましょう
気まぐれな胸を裂いて 紫色の無知な夜空に コルクぬいて 白目むいて 「好きだ」と舌で転がしていた 正夢の中では君は涙を見せない 夢は夢でしかない 荒削りなドラマすらない ビルの影で時の影で君と僕の手と手を結んで タンゴのように儀式のように ミルクの中に血をかきまぜて 濡れた君の肌に12色の思い出を涙とともに染めよう 薔薇娼婦麗奈 誘惑は花ざかりさ 君だけは逃がさない それだけは変わらない 真実の皮をはいで 痛くないかい 僕の麗奈 お願いだこの僕と手をつないで地獄を見に行こう 頼むからこの僕と腕を組んで地獄を見に行こう 激しい君の声に幸せで目が見えない この夜は狂おしい 泣いても駄目 もう帰れない 欲しい物は手に入れたいのさ 君は世界一キレイさ 君だけは忘れない それだけは変わらない
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