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2004/08/07(土)
心が伝わる
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今日はオーケストラの仕事で、午前中福祉公演、午後一般公演というのをやってきた。 重度の障害を持つ方たちを見ているわけではないのでよけいなのかもしれないけれど、私は障害者の方たちの音楽の受け止め方がすごく好き。 音は本当は目に見えない物だけど、もしかすると、彼らには何か見えてるんじゃないかな?と思う。耳でも目でも理屈でもなく心で受け止めてくれていることが全身のオーラからわかってとても幸せな気持ちになる福祉公演だった。
どうしても、障害があるというだけで自分が構えてしまいがちなんだけど。彼らに町で会ったとき、息子が「どうしてああなっちゃってるの?」と言ってきて。私はまだ息子にうまく答えられない。どういえば一番にいい形で伝わるんだろう? こうした私の沈黙は結局見て見ぬ振りをきめこんでいるようなもの。。見た目には何かが足りないかもしれないけれど、その分私たちにはないものが彼らには備わってるんだって事を伝えたいな。
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